あの国民的超話題作『シャドウオブメモリーズ』がPSP移植されるらしい!! ※突っ込み禁止

最近、夢にはじめて高垣彩陽さんが出てきたのですが
えらく失礼な事をしてしまい
それに対して夢の外から「ちょ、待て!俺何やってんの!?」と
凹みつつ自分に怒っているという…
フロイト先生には絶対相談したくない類の夢でした。
というか、ミエミエ過ぎるだろう、この夢。
そんな「失礼を働いているのではないか?」という
自己疑心からチキンハートな夢を見る
声優・高垣彩陽さんを応援する小心者ブログなのです。

さて、そんな声優ファン
(と言っても、2位も3位も…遠く離れた100位までもいないので
自分の性質自体が“声優ファン的”かというと、多分違うのでしょう)
である僕も、かつてはゲームをしていた時期がありました。
ここ数年は、アニメや漫画と言った媒体の「物語」を
しっかり観て考える事で、アタマのいい運動になる!という
漫研のラスボスLDさんが提唱する「おた功夫」
(おたくんふー。毎朝の修練のように、日々
思考を積み上げる事が大切という事)
に賛同し、そちらに時間をかけるようになったので、
ゲームはあまり遊べていません。
PSPで持っているゲームは予約特典目当ての
「剣と魔法と学園モノ2」だけですし
音楽や動画の持ち運び機器として活用しよう!と
メモリーディスクやケーブルまで一緒に買ったというのに
同時期に手にした「iphone」があまりに完璧に
そちらの需要に応えてしまえる、スペシャルなモノだった為
気付けばPSPの為買ったケーブルなんて、箱から出してすらいない。

※ハッキリ言って、iphoneは「」です。
あんまり神形容が好きではない自分ですが、断言できます。
すぐ無くなるバッテリー対策に携帯充電器なりを買えば、無敵。
他の携帯に触れる気が失せるレベルの、スペシャルな完成度。

そんな、寂しげに部屋の隅で微笑むPSPクンに
お友達が増えるかもしれない、という噂を耳にしたもので
久々にゲーム雑誌をパラパラしていたのです。
マリッジロワイヤル
どうやらこの作品に、彩陽さんをはじめとした
スフィアメンバーが全員参加して、
しかもPSPで発売されるらしい。
来年春とかなり先のこととはいえ、PSPクンに使いでが生まれて
ホッとしております。
全員参加ということですから、つまり
「4thシングルのカップリングが主題歌ですか?」(3rdもまだなのに)
…というあたりまでは、既に妄想完了しています。
ワーイ。

で!!!!!!!!!
そんな彩陽さん目的でパラパラやっていたゲーム雑誌で
目に止まった小さな記事。
そこには衝撃的な移植情報が書かれていたではないですか。
なんと!
あの!
プレイステーション2で!
あまたのゲームを遊んだ僕に!
ある分野での1番だ、と思わせた作品が!!
PSPに移植されます!
その名も高き・・・・・・・・・・・・

シャドウオブメモリーズ!!!!!!
シャドウ オブ メモリーズ
コナミデジタルエンタテインメント
2009-10-01

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

10月1日発売

わー!わー!わー!(1人で盛り上がっている)
わー。…わー?(リアクションがない事に気付く)

あ、なるほど。
誰も知らない、と。
ああ、そうですか。まあ、そうですよね。
まあ、僕自身も実のところ
それほど傑作だーなんて風には思っていないのですが(笑)
袖触れ合うのも多少の縁。ゲーム雑誌めくるのも多少の縁、です。
※そんなもの縁にカウントしてたらキリがない気もする
そんな訳なので、ちょっとこの隠れた作品をオススメしておこうかなと。

シャドウオブメモリーズとは、大手のゲームメーカーであるKONAMIさんが
2001年、PS2で発売したゲームです。
僕の記憶が確かなら、一応ファミ通のクロスレビューで
殿堂入りも果たしていたりします。
が、しかし。
まだPS2がFFだなんだで普及しておらず、
初代プレイステーションが最後の追い込みをかけていた時期。
ハード初期の意欲作の例に漏れず、本作は大してヒットもせず
気付けば中古市場で、トンでもない値をつけられるようになっていました。

っていうか、僕も中古で値段とジャケット見て適当に買ったんですけどね。
その当時の購入価格、380円也。
ところが作品には、この作品でしか味わえないような個性があり、魅力があった。
これは、面白い。
その時から、自分の中で『シャドウオブメモリーズ』は
「PS2ゲーム、CP(コストパフォーマンス)第一位」の称号を手にました。
自分が店頭で見た限りでは、最安では100円台なんて時もあったよなぁ…
そんな作品がPSPに移植されるなんて、ちょっとした奇跡です。

まぁ、確かに売る時期の問題や宣伝の問題もあったかな?とも思えます。
PS2版のパッケージは、妙に不安を煽るだけのものですし
折角あの宮部みゆきさんが推薦していたというのに、
それを押し出すのもヘタだった。
ちなみに宮部みゆきさんの推薦文は、このようになっています。

…(久々に読み直している)。

この方、なかなかのゲーム眼を持っているらしく
PS2最高傑作の呼び声もある(ちなみにその声を発しているのは僕ですが!)
『ICO』も推薦したり、あまつさえ小説化したりしています。
ICO(イコ)
ソニー・コンピュータエンタテインメント
2001-12-06

ユーザレビュー:
ずっと一緒に…アクシ ...
美しいですが…アクシ ...
心温まる少女と少年が ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

※ってエエエエエ!?何このプレミア価格!?(笑)
 まぁ、ICOを遊ばないでPS2本体って
 え?何の為にその黒いモノリス(PS2)持ってるの?
 ひょっとしてスノボ目的?それで滑っちゃうの?
 というくらいの作品ではあります※いつもの誇張

そんな、なかなかの眼を持った当代の人気作家にオススメされながらも
ゲームショップのワゴンセール棚にほっぽりだされっぱなしだった本作。
僕もいちファンとして、忸怩たる思いを抱きつつも
一方でこう思っておりました。

宮部さん、推薦下手じゃね?と。

す、すいませんすいませんすいません。
ICOの推薦にはケチのつけようがないんですけど
ことシャドウオブメモリーズに関しては、どうも
魅力の打ち出し方が違うかなぁと。
この推薦文読んだら、なんかエラく真面目に
繰り返される死の輪廻から脱出しようとしてるみたいじゃないですか。
もう、ほとんど
     ____
   /__.))ノヽ
   .|ミ.l _  ._ i.)
  (^'ミ/.´・ .〈・ リ
  .しi   r、_) |  
    |  `ニニ' /
   ノ `ー―i´
「『ひぐらしのなく頃に』はワシから生まれた」

とか言い出しそうな勢いじゃないですか。
確かにそんなストーリーではあるものの
違うんですよね。シャドウオブメモリーズの最大の魅力は

B級というか…3枚目の魅力

宮部さんがこうもかっこよく表現したような「核」を持っているにも関わらず
遊んでいると、どうしてもトボけた味や
間の抜けた良さがあふれ出してしまう。
まるで無声映画時代の、チャップリンの時代風刺兼コメディ映画のような
何ともいえない、愛らしすぎて切なくなってしまうような
みっともなさがそこにはあるのです。

何もしなければ、自分は何者かに殺されてしまう。
何故?いったい誰に?
時を遡る力を手にした主人公・アイクは
殺される原因を、最新の注意を払いながら取り除いていく。
これで死ぬ運命は回避された…
そう思ったのも束の間、また別の手段で殺されてしまうアイク。
この連綿と続く殺意をことごとく凌いだ先に
誰の、どんな悪意があるのだろうか…?


↑やっぱり言葉にすると妙にカッコイイ作品なのですが。
実質は、至る所がトボけていて、
たまらない味わいがある作品なのです。
「えー!?そんな方法で助かっちゃうの!?
ていうかもっといい方法あるだろう、アイク!!」
というツッコミホイホイな解決法の数々。
命尽きる時の、妙にオマヌケ感溢れる
(作品真面目なのに)隙だらけっぷり。

2001年という発売時期が示す通り、
この作品はPS2初期の作品。
つまり映像レベルも、まだまだPS2を活かしたものとは言えない。
でも、その微妙なユルさでもって、映像も、音声も、演出も
あらゆる所で一本芯が通っているんですよね。
こう、街なのに人が殆ど歩いていない手抜きっぷりであるとか…
(沢山のキャラを動かせなかったんですよね?わかります)
色々できそうなフリしてその実一本道ゲーに過ぎないんですけど
いくらなんでも、攻略に関係ない場所に行かせない為
とうせんぼしてある理由が

犬に吠えられるから

とか…
※命かかってるんだろ!?
 犬くらい突破しろよ、アイク!!(笑)
雑すぎる作りに胸がキュンキュンします。
そう、アイクも妙に余裕溢れてるんですよね。
普通あと30分で死にます、なんとかしなさい!というストーリーだと
もっと必死こいて、急ぎ足になったりしそうなものなのですが
イベント時、いつも悠然と喋るアイク。
人と喋る時もウィットな会話を忘れず
(緊急事態だろ!?忘れてもいいよ、アイク!)
それどころかティータイムまで愉しんでしまったりする。
(…アイクッ!!※言葉にならないらしい)

この、本人真面目なのに
若干ドリフのコントチックなトボケ風味。
これが何とも愛らしい。
とてもシリアスな、タイムサスペンスだと思っている人がいるでしょう。
宮部みゆきさんの文章を読んでいても、そう思うでしょう。
確かにその面もある。でも、それだけじゃない。
おとぼけナイスガイなアイクの、真剣だけど若干スベってる
そんな不思議な珍道中を楽しめる、稀有なゲームなのです。
全編トボケ味のスパイスがふりかかってしまっている為
こういったサスペンス・トリックものにありがちな
「読者からの突っ込み」を殆ど封殺してしまえるのも大きい。
真剣に「このトリックはおかしい。何故なら~」なんて語った所で
映像自体が隙だらけですから、という。
だから、整合性を突き詰めすぎて
作り手も受け手も間違い探しをしているような、つまらない
閉塞感に囚われずに済む。

本当、面白いんですよ。味がある。
リアルな頭身のイケメンポリゴンキャラが、こんなに
3枚目街道ひた走るなんて…滅多にないですよ。
是非、このシリアスなコントを体験して欲しい。

まぁ、今でも安いなら、PS2版でいいです(笑)。
PSP移植をキッカケに、紹介しておきたかっただけなので。
公式ページのムービー見た感じ、基本違いはないようですが
どうやら声が違うな…元のアイクはもっとすっとぼけてた。
その一点でもって、個人的にはPS2版をオススメします(笑)。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック