あやひごろく・名言編

彼女はとりたてて賢い存在ではない。語彙力も特別あるとは言い難いし、知識もさほどではない…どころか、時としてとんでもない部分に抜けがあったりもする。だが、その事に我々は感謝すべきだろう。彼女が特別賢くないからこそ、我々は実感できるのだ。「すばらしい人間である事に、賢さは必要ではない」と。或いは、知識・思考の角度から捉える「賢い」という言葉自体が間違った使われ方をしているのかもしれない。本当に賢い魂はここにある。そういう事かもしれないのだから。



「音姫でいる場所。」

ラジオ ダ・カーポ2 初音島日記 最終回より

「ラジオ ダカーポ2・初音島日記とは」という問いに対しての、彼女の答え。
「朝倉音姫でいる場所…もうアニメも終わってしまって
朝倉音姫でいる自分っていうものがやっぱり凄く少なくなって
…まぁアニメ終わっちゃったので…だったんですけど、
やっぱりここで胸キュン(フレーズ)とか読ませていただくと、
“あ、そう。私は音姫なの。”って…なんていうんでしょうね。
なんか、毎回毎回、あ、良かったなぁ
音姫に出会えて良かったなぁ
音姫ちゃんに出会えたから私
ここにいられるんだなぁ良かったなぁっていう…」


以 下 号 泣 。

アニメラジオが、声優のフリートーク場になって久しい現在にあって
番組が、役柄である自分を残してくれる場所だという真摯すぎる考え方。
役と自分の間を縁という名の絆で結び
役柄に人格を認め、彼女たちへの感謝を忘れない。
そういった姿勢が浮き彫りになっています。
関連記事・あやひごろ「初音島日記。」

「一生懸命に生きてるのにゴメンナサイ…。」

高橋大輔と高垣彩陽の夜ナ夜ナハッスル! 第7回より

※ゴキブリ(G様)に対しての発言です(笑)。
オーピニングトークにて、帰宅したら
G様(ゴキブリ)が頭の上に落ちてきた、というエピソードを披露。
この時点で、若い女の子が自分を可愛くみせたいなら
間違いなく口にしないエピソードであり、既に高垣彩陽度は満点。
しかし彼女はそこに重ねてくるのでした。
高垣「目で追って…そいつが…そいつがって…Gが、逃げていくのを見守るしかなかったです。
はぁ~…(ガッカリ)ゴキブリに対してそいつってゆっちゃったorz
一生懸命生きてるのにゴメンナサイ(テンション低下)。」

高橋「よくわかんない…そこのフォローはよくわかんない(笑)」

僕もそいつって言葉を使うのはやめようと思いました。
ちなみに全くの偶然ですが、僕もかの単純かつ強力な生物に対しては
「G」或いは「G様」と呼んできました。
なんだか、正式名称を口にすると召還してしまいそうな気がしてしまうんですよね。
その点で、彼女の感覚は結構わかるものが。

「お辞儀せずにはいられないというか」

『高橋大輔と高垣彩陽の夜ナ夜ナハッスル!』第34回より

スフィアの初ライブ「1st stream」についての感想。
後半はハッスルPRレディの楢原ゆりかさんも登場し、感想コーナーに。
その中のお辞儀について触れた部分での、彼女らしい発言。
楢原「OPでね、出てきた時のね、あの…
 ねぇねぇ(彩陽さんをこう呼ぶ)の深さ。お辞儀の(笑)」
高垣「お辞儀!?」
高橋「いやホンット!そう、あのね、ビックリしたのは、
 高垣彩陽の僕の最初の印象は、
 ものっすごいお辞儀の深い人だなって思ったんですけど、
 思ったんですけど」
楢原「作家さんもそうだって言ってる(笑)」
高橋「スフィア全員がお辞儀が深いの。
 でその中でもやっぱり高垣彩陽は
高橋&楢原「一段とお辞儀が深い(笑)」
高垣「いやぁー…もうね…」
楢原「でもね、最初だけじゃなくてね、最後も
 半ばでする時も、いつお辞儀しても深いっていう」
高橋「深い。」
高垣「いやー…もう…んーん、 なんか、ね。
 しようと思ってするものじゃないと思っているので…
 やっぱり自然に、なんかこう気持ちが、もうホントになんか
 お辞儀せずにはいられないっていうか、もう
 それでしか感謝の気持ちっていうか、表せないじゃないですか。
 やっぱりこう言葉じゃなくて…」

楢原「(後ろでうんうん、とかはぁー、とか言ってる。心酔してる様子w)
高橋「最後の方ほんとこういうお辞儀する人形みたいだったもん。
 パカパカと赤べこの首みたいに(笑)」
楢原「かわいかった」
高垣「それはちょっとね、あんまり良くないですね…」
高橋「いや良かったですよ」

本当に彼女は、一つ一つの動作に心からの感謝の念が篭っていて
胸を打たれます。ただ深いっていうんじゃないんですよね。
伝わってくるんです。あ、この人頭を垂れて
本当に感謝の念を飛ばそうとしているんだ、というのが。
ちなみに、同様に「敬語」については
機動戦士ガンダム00 トレミーからこんにちは
というリレーコラムの第7回で書かれていて、やはり
「私は敬語は意識して使おうとするものではなく、
相手の方に敬意をもって接する時に
自然と出てくるものだと思っています。」

と、いつ何時もブレない彼女らしさを見せています。
彼女の敬語の源は、中高一貫校の部活という
上下関係の厳しい中で、小学校卒業後すぐに
最大5歳上の先輩たちと接した、特殊な環境でこそ
培われたものなのかもしれません。



「試食って申し訳なくならない?」

『DJCD WEBラジオ D.C.II 初音島日記 第1巻』より

「以心伝心ドキドキデート」、南條愛乃さんとの相性チェッククイズ。
食事をするならケーキバイキングかスーパーの試食か、という問いに対して
彩陽さんはバイキング、南條さんは試食を選択。
試食という方がビックリ回答ではあって、それは南條さんが
甘いものが苦手だから、というちゃんとした理由があったのだけれど
逆に言えば、ウケ狙いや自己演出でもない限り
普通、理由なんてなくとも
誰でも試食をデート食事には選ばないだろ…
と思っていたら、彩陽さんの方にも理由が存在した、という展開。
「わたし、食べたら絶対買っちゃうんですよ。ゴディバとかで戴いちゃうと…
「絶対」て(あとゴディバて)。
何事にも感謝の気持ちを感じることは大切です。
当然のことだ、と考えるよりは心が豊かになる。
しかしこの直後から、浅沼さんは色々心配しだし
詐欺商法への注意を何度か促すのであった。


「バッチコイ!」

こちらチューリップ放送局、初音島日記、夜ナ夜ナハッスル、
ラジオPl@net sphere、宇宙GメンTAKUYA等、多くの番組より


彼女が罰ゲームや何らかのお題に挑戦する時、相手に
「いきますよ?」「準備はいいですか?」的なフリをされると、
とてつもない高確率で発する言葉。
宇宙Gメンでは「野球部の言うやつじゃないですかー」
などと言われていましたが、彼女にとっての「バッチコイ」はそうじゃない。
勿論この言葉は「true tears」第一話にて、
木の上にいる石動乃絵が両手を広げて「受け止めて」のポーズをとった後
仲上眞一郎が発した言葉「バッチコイ!」に端を発している。
このシーン、石動乃絵が明確な言葉を発するまでもなく、
手を広げたというその行為だけで意図を汲み取り、
同様に手を広げる眞一郎、というやり取りに
2人の言葉を越えたところにある絆を感じ、グッとくるのですが
(特に二周目以降)
true tearsを心から大事にしている彼女らしい、作品の消化法である。
ちなみにこの言葉を聴くだけで、我々true tearsファンも
「彼女の中で作品は生きている」と感じられる、とても大切な言葉。

「フェルトに感謝しなくちゃ」

『高橋大輔と高垣彩陽の夜ナ夜ナハッスル!』第29回より

夜ナ夜ナハッスルベスト回とも言える第29回。
納豆マン(坂田亘)をゲストに迎え、何故かガンダムトークで花が咲く。
特別面白いボケやツッコミがあったわけではない
寧ろそういった成分は普段より控えめなのに
何故か普通のトークを聞いているだけで
そのシチュエーションの「ありえなさ」に
思わず噴出してしまうという、脅威の回。
で、その回で納豆マンが
大豆(大事)な出演動機を語った時の反応。

納豆マン「そもそもフェルトがいるからこの仕事引き受けたんだぁ」
高橋「おっ!」
高垣「ぅわぁ!!ありがとうございますー!」
高橋「じゃあ高垣彩陽ありきの」
高垣「わー…いやいやいや、フェルトありきの。フェルトに感謝しなくちゃ」

興奮しつつも、こういう時だけは間をおかずに
すばやい頭の回転で反応するあたりが高垣彩陽クオリティ。
役ありきの自分、という姿勢が根底から根付いています。
だから彼女は役のことを「私」的な言い方をする事がない。
私のキャラ、という言い回しでさえほとんど覚えがない。
「○○を演じさせていただいた」「○○であれた」。



「みんな、一個一個が大事なお仕事なんです。」

高橋大輔と高垣彩陽の夜ナ夜ナハッスル! 第6回より

高橋大輔さんの知人が
バキュームカーの清掃アルバイトをしていた、という話題からの発言。
高橋「なんか、2~3週間匂い取れないらしいんですよ」
高垣「あーそうなんですかぁ…はぁ…(意気消沈)」
高橋「ちょっと辛いですね」高垣「辛いですね。」
高橋「どうしますか、自分がそうなったら」
高垣「いやでもあの、そういう方たちがね、あのお仕事してくださってるから
社会が成り立ってる…ので、みんな一個一個が大事なお仕事なんです」

高橋「真面目(笑)」
高垣「はぇ…(笑)あれぇ…そ(そんな?)…すいません、真面目じゃないですよ?」
会話の流れは明らかに職業の話ではなく
「くさい匂いがずっと取れないこと」がメインになっていて
臭いのはイヤです、であったり、お風呂にずっと入ります、であったり…
そういう答えがくるはずの流れなのに、バキューム清掃を存在肯定するという
思いつきそうで思いつかないウルトラC的なマジレス回答。
社会が成り立ってる、のあたりで高橋大輔さんが息を呑む音が聞こえ
「ああ、こういう考え方の娘なんだ」と掴んだことが伺えます。
「真面目」ツッコミはナイス。
しかし、「真面目」と言われてまさかそう言われるとは予想だにせず
動揺し、なんでだろうと考えながらも「まじめじゃないですよ」と返す彩陽さん。
衝撃的な人格です。クサイ話題なのに心が洗われました。

「目上の方ですし、きちんとお会いして挨拶をさせて頂けるんだわ」

高橋大輔と高垣彩陽の夜ナ夜ナハッスル! 第9回より

この発言の対象が「レイザーライモンRG」であると考えると、
妙に輝きを増す発言。
この少し前(第6回)RGは電話で夜ナハスに出演し、その時
おそらく彼女はRGに泣かされている。

高垣「あたし、実際浮気されてる方にはじめてお会いしました。
電話越しですけど。」

RG「うわーなんかカマトトぶって。お前も浮気してんだろうがどうせ。」
高垣「はぁー?…」
(第6回より)
ここで泣いちゃいましたかね。
その後の「ハッスルできる曲」のコーナーで、ハガキを読み上げる時
1度カットしたんじゃないでしょうか?
その直前、高橋大輔さんにフられた時は
声が上ずって「ふぁい(はい)」となってました。
そんな相手に対し
高橋「RG電話出演に対し、苦情殺到してるみたいですよ(笑)」
高垣「なんかもうそんなぁ…(申し訳なさげ)」
高橋「今回もあのー苦情が。」
高垣「そんなー…えでも、あの、ね、あの、私お会いした事がないきちんとないので。
電話ごしで初めてお会いしたので、目上の方ですし、きちんとお会いして
挨拶をさせて頂けるんだわ、と。はい。」

高橋「真面目か(笑)」
高垣「あれ(笑)?いやいやいや…」

さすがです。
高橋さんの「真面目か」ツッコミ、彼女に合ってて
素晴らしかったのですが…あまり使わなくなってしまったのが残念。
多分、ツッコミだすとキリがないからでしょう。

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