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zoom RSS 『TARI TARI』イベント『白浜坂高校感謝祭』!〜晴れたり嵐が来たり、あとは時々歌ってみたり〜

<<   作成日時 : 2012/10/02 21:44  

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 7 / トラックバック 0 / コメント 2

2012年9月30日、江ノ島で行われた
アニメ『 TARI TARII』の特別イベントに参加してきました!
Blu-ray第一巻の購入者が応募できる抽選イベント・・
1万本弱売れた作品の、2回公演合わせても合計1000人程度という狭き門。
己の幸運と、落選者の無念を想像しながらのイベントとなりました。
内容自体はこちらの期待以上のものを披露してくれた、最高級のイベント!
また、朝は夏のように晴れやかだったり、夕には嵐が来たりと、
色々な意味で『TARI TARI』らしい一日でもありました。
全てが上手くなんていかないけど…
大丈夫、止まない雨はないよ!!

画像
画像
感謝祭だったり卒業式だったり(どっち!?)

僕が参加したのは1回目、昼の部。
1度目には最初という特別さが、
2度目には最後という特別さが。
出演者の方達も最初の方に、
より初披露するという初々しさや緊張があったでしょうし、
2度目には同じイベントでも。
より最後という意味が乗った事と思います。
観る側にとっては一期一会、勿論それはそうなのだけれど、
そこは演じる側も人間ですから、当然差は出てきます。
どちらが良い悪いではなく、生まれる個性の領域なのでしょう。
いずれにせよ、落選した方達の事を想えば、
本当に幸運な1000人なのでした。

9月30日の江ノ島は、後から振り返れば「台風が通った日」。
しかし『TARI TARI』らしく繊細に、
そのように単純にカテゴライズする事なく分けて語るならば。
「午前中の、しかも早いうちは」とても良い天気でした。
自分が江ノ島に着いた8〜9時頃は、残暑…いや夏?(若干大袈裟)
と言いたくなるほどの快晴で、眩しい程の明るさ。
最初に物販行列に並んだ時は、頭上には太陽が燦々と輝き、
日傘なり濡れタオルなり持ってくれば良かった!…と、思った程です。
いやあ、直射日光下は暑かった…軽い熱中症になりかけました。

ところが2時間ほど経つと、
雲が増え、太陽が隠れる事も多くなり…
列に並ぶ事自体は苦ではなくなったものの、
今度は別の心配が。
10時頃には一時的に天気雨がパラっと降ったりもして、
さすが来夏!雨女!と感嘆したり。

9時30分に始まった物販のシステム自体は、とても良かった。
発売元により購入場所を大きく2つに分けるやり方も正解、
各場所のレジ、人員も十分に配備されていました。
商品カタログに予め買うものを書かせるやり方は、
他イベントでも参考にして欲しい程。
ただ、元から商品の数自体が多い、
また購入者側に筆記用具がなく書き込めていない
(いくつかペンを回してはいましたが)
ペンがあったとしても、売り切れ情報などが不安で書ききれない…
諸々の事情があり、物販列自体はかなりの長さとなりました。
僕で100分くらいは並んだでしょうか?

1回目のイベントは、11時集合。
物販会場とイベント会場は徒歩数分程度離れており、
9時台に並んだ人だと、買い物を終えられるかが際どくなってしまい、
10時50〜55分あたりまで粘ったものの、諦めて列を離れ会場へ…
という人が、何人も見られました。
イベンター的な知り合いのいない方は、
イベント終了後並び直したのでしょうか。残念無念…
僕はというと、同様の焦りまくりな状況だったわけですが
2つの考えから、物販列に残り続ける事を選択しました。

まず1つは、折角100分近く並んだのに!という単なる意地(笑)。
もう1つは、確認システム上15〜20分程度は大丈夫かも…という
一応、冷静に考えた結果です。

今回のイベント、当選メールを確認し、
証明書で名簿と照会…というシステムで、
しかもそこから更に座席番号はクジ引き、という念の入りよう。
転売や譲渡を限りなく防止するシステムである以上、
予め用意された整理番号ままに入場でも
問題なさそうな気もしますが、念には念を、でしょうか。
あるいは、純粋に運をこちらに委ねたサービスか…
(僕はクジ、自業自得感あって好きです)
いずれにせよ、公平な分時間のかかるシステムですし、
しかもスタンディングと異なり、座席型は前詰めすれば済むという話ではありません。
例えば整理番号順のくじ引きに間に合わなかったとしても、
まあクジはクジなのだから、引かせてはもらえる可能性は高いし
なんなら良い席が残っている可能性すらもある。
抽選自体が打ち切られない限りは大丈夫、という計算がありました。

そうは言っても気が気ではなかったし、
座席を与えられず最後方!最悪締め出し!なんて可能性も
0ではありませんでしたから、バクバクしながら物販列に。
僕とて残り10分もあれば買えるのに!という状況だからこそ
それまでの100分の意地込みで粘っただけであり、お勧めできるやり方ではありません。

とはいえ、メール自体は本物ですし、記載内容を確認しても
最悪開場までに間に合えば、イベント締め出しはないと確信していたので、
ならば例えクジが引けず最後尾立ち見なりでも
まあいいや、という考えもありました。
だって、500人会場ですからね。
この程度のサイズなら、数千人数万人規模の最後方を経験した身に言わせれば
全てS席もいいところです。
そんなわけで…上記のように考え大丈夫大丈夫と思いつつもドキドキ、
少し慌てながら目当ての設定資料集や限定ラジオCD、
その他小物を購入。早足で会場に向かいました。

余談ですが、全体で最初に売り切れたのが一般発売しているミュージックアルバムなあたり
Amazonの品薄は本当に需要を逃していたんだな、と思わされたり、
最初に売り切れたラバーストラップが
紗羽…ではなく和奏なあたりに、主人公の面目躍如を感じてホッとしたり(笑)。
あ、全員売り切れました。来夏は3番目。

来夏「ナンダト」

TVアニメ TARI TARI ミュージックアルバム~歌ったり、奏でたり~
ランティス
2012-09-26
TVサントラ

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ちなみに、これが物販最初の売り切れ商品!
これを買えば、貴方も物販勝者の気分を味わえますよ!(?)


11時15分過ぎに到着し、それからしばらくしてからクジ引き。
整列のプラカードを見る限り、整理番号は555番まで…
但し前半の数字が飛ばされていたのか、ハコ自体は500席ですし
関係者さんの分も引かれている為、実際は500人弱でしょうか。
クジはかなり無欲で引きました
整理番号が400番台で、最初観た時それが座席だと思い
ある種の覚悟ができていた事も大きい。
それより悪くなる可能性は低いよね、と。
ただ、そんな時ほど良い席を引いたりする事もあるもの。
前から数列、会場を前と後ろに分ける真ん中の通路より前側に座る事ができました。
隣の人と話したりしつつ、いざ開演です。

ちなみに、その「真中の通路」を隔てた後ろ側の最前列真ん中あたり…
座席で言うと、G10あたりかな?に、
P.A.WORKSの堀川憲司社長、他関係者の方々がいらっしゃいました。

堀川さんですよ、堀川さん!!(興奮)
実は会場に入る前、建物に入った直後から堀川さんには気付いていて、
関係者席からトイレに入り、
そこから関係者の方に挨拶してからフツーに皆と同じ扉から会場に入っていく姿…
つぶさに追いかけてしまいました。
建物内の客が皆僕なら、騒然としていたと思われますが、
どうも皆さんあまり気がついていらっしゃらなかったようで。

制作会社の社長さんの顔なんて、覚えるものでもないですしね。
但し、堀川さんと言えばテレビのインタビューや
『true tears』BD-BOX(受注限定の方)の特典映像にも登場していますし、
『true tears』放送当時からの大ファンとしては、知っていて当然。
P.A.WORKSのブログを読めばわかる通り、
知的で、それでいて朴訥としていて、飾らず誠実。
まさにP.A.WORKSを、P.A.WORKS作品をそのまま体現しているような偉大な方です。
個人的には偉人もいいところなので、
目の前にポール・マッカートニー通り過ぎましたけど!?的な
変なテンションになってしまいました。
最愛の『true tears』、西村純二監督が監督に選ばれた理由は
堀川社長が西村監督作品『風人物語』(名作!)を観て決めたというのだから…
完全にtrue tearsグランドマザーやらグランドファザーあたりの位置づけですよ!
決して商業的に成功したとはいえない『風人物語』をもって西村監督を選んだ理由は
勿論単なる好みだけでなく、若い現場を任せるベテラン、という意図もあったそうですが
そのあたりの夢想(理想)と計算のバランスも、本当に素晴らしいと思います。
堀川社長とナガッチョ(永谷)さんの「残るものを作りたい」という基本理念が
『true tears』を『TARI TARI』をこのバランスに導いた面は大きいと思うのです。
マナー違反と思い、話しかけるのは懸命に我慢したわけですが、
今思えば一言くらい場の空気的にアリだったのかもしれない…
「社長、豊かな物語をありがとうございました!」とか言えば良かった…(後悔)。

なお、その堀川社長を目で追いかけた関係上、
他の「関係者」の方々も誰かは分からずとも目で追いかけていて、
そこでの…ランティスの方と、幕張総合高校合唱団関係の方かな…?の会話で
幕張総合高校合唱部の話をしており、
「関係者なしではそんな会話を挨拶代わりにはしないのでは?
これは何かあるかもしれないぞ?」と薄々開演前に予想できたのは、ここだけの話。

では、長い前置きはこれくらいにして、セットリストというかこの回の進行を。
TARI TARIラジオ ゆったりまったり放課後日誌(公開録音)
喋ったり語ったり(早見沙織&島崎信長トーク)
・リフレクティア(幕張総合高校合唱団 ※以下合唱団表記)
・白浜坂高校校歌(白浜坂高校合唱部&合唱団)
・心の旋律(白浜坂高校合唱部&合唱団)
・radiant melody(白浜坂高校合唱部&合唱団)
・熱闘ヒーローガンバライジャー(西之端ヒーローショウテンジャー)
・Triple Smiley(坂井和奏・宮本来夏・沖田紗羽)
・Dreamer(AiRI)
・潮風のハーモニー(白浜坂高校合唱部)
※「時々バドミントン」は端折ります←田中弄り

ラジオ冒頭と同じSEと掛け声と共に幕が上がると、
そこには机に座る、高垣彩陽さん、瀬戸麻沙美さん、早見沙織さん。
後から島崎信長さん、花江夏樹さんがゲストとして登場されました。
公録ですから、内容は実際の音源で楽しんでいただくとして、
本人達仰っていた通り、座っている状態からぬるっと始まって
ちょっと不思議な感じになっていました(笑)。
瀬戸さんが仰っていた通り、声を出しておく意味があったのかもしれませんし、
この公録自体が、会場が温まる準備的なものだったのかも。
正直言うと、公録自体は楽しい、けれどあっという間でした。
夜の部の分もあるからかもしれませんが、
もうちょっと、せっかくなので喋って欲しいな…という気持ちが「その時は」した。
後ろがあんなに充実するとは思わなかったのですね。
あと2〜3曲歌って、喋って終わりかな、くらいに思っていたのです。
とにかく、5人の和気藹々とした空気が、
直接目で確認できた事はとても幸せでした。

ラジオが終わり、幕が下り…た状態で、幕の前に島崎さんと早見さんが登場。
舞台の準備中なので繋ぎに、というけれど、
大概の曲は2人も歌うのでは?
…と、いうあたりが既に伏線でありました。
幕の前には人一人通れるくらいの横幅しかなく、2人とも足元に気をつけつつ登場。
早見さんは『ねんどろいど 坂井和奏』を手にしていた為
更に足元が危なっかしく、それを気にする島崎さんが良い感じでした…と。
この2人と言えば、当然最終回のあのシーンなわけで。

「言葉の聞こえないあのシーン、2人は何を話していたのか?」

やはり口止めがかかっているようで、明確な答えは聞けず。
口の動きも実際のそれなので、読唇術で(笑)頑張ってください、と。
まあ、アニメーションの動画形式で母音ごとに口を描き分けた所で
それを読むのは、単なる読唇術とはまた別の技術が必要な気がするのですが…
それより重要だったのは、

アフレコ自体はやった

という発言。つまり脚本が、台本が、言葉があります。
個人的にはBlu-ray6巻で音声がつく、
或いはスタッフコメンタリーで流される…
(キャラコメンタリーで実演の可能性も考えていたのですが、
 それだと実際にアフレコはしないかな?)
そのあたりを期待。
色々想像できるからいい、という意見もありますし、
実際今まで色々考える事ができているわけで、それは確かに良いのですが、
一方で口の形があり、台本があり…という状況では、
答え自体はあるわけで。その答え自体はいつかは知りたい。
田中の性格と紗羽の表情、そしてその後の描写…

「携帯の待ち受け、お前なんだ。キモいだろ…」
「そのままにしといてよ」

的な会話かなああああああああ!!(ただの願望)

告白内容については、冗談で
「モジモジシテキモイネー」だった…というやり取りが。
それはニコニコ動画のネタMADそのままなのですが、
そのあたりや観客への発言など聞く限り、
早見さんはともかく、島崎さんはかなりの確率で
その辺のネット事情を知っていると感じました。
島崎「あそこは罵倒されてないからね!!」

・リフレクティア(幕張総合高校合唱団 ※以下合唱団表記)

2人が出て行き、再び上がった幕の先には、幕張総合高校合唱団。
段差も設けられ、30人以上の大人数がずらりと立つ姿は壮観でした。
『TARI TARI』本編2話の発表会、その舞台となったかながわ女性センターで、合唱…
これだけで胸が熱くなりますし、しかも『リフレクティア』です。
本編1話の時期に声楽部が練習していたという事は、
実際の声楽部はあの発表会で、
来夏達が来る前に『リフレクティア』を歌っていた可能性が高いのです。
その「幻の歌声」と解釈できますし、
それでなくても私的21世紀最愛作品のOPですからね。
昨年の『3つのファンタジー』で本家eufonius版を…
昨年末の『Memoria×Melodia』で高垣彩陽さん版を…
そしてここで合唱版を耳にする事ができて、
ぼくのリフレクティア運はもう満点状態。
ただでさえ、高垣彩陽さんのいない声優系イベントに行った事がない身としては
奇跡的なコンプリートと言えるでしょう。

合唱ですから、勿論オフマイク。
生の声が持つ力に、美しい詞とメロディに感動しましたが、
このあと登場する声優陣…
白浜坂高校合唱部の皆さんもオフマイク、という展開には驚かされました。

・白浜坂高校校歌(白浜坂高校合唱部&合唱団)

客から観て、
左から彩陽さん、早見さん、瀬戸さん、島崎さん、花江さんと
等間隔をとって舞台一杯に並び、ここからは合唱部&合唱団の全員合唱。
曲と曲の合間、トーク時はマイクを使うのですが、
歌が始まるたびに、皆がマイクを自分の正面に置く図が
とても神聖で、かつとても新鮮でした。

考えてみれば、僕らが声優さんの「マイクを通さない声」を聞く事は滅多にありません。
アニメは勿論、テレビも、ラジオも、全てはマイクを機器を通します。
せいぜいがイベント等で、更に近くでお話する機会がある時(握手会等)くらいですし、
それが歌声ともなれば、超レアと言えるでしょう。

だからこそ、合唱団が歌う前に、
合唱部5人だけのマイクを通さない歌声も、
一小節でいいから聴いてみたかった!という気持ちも、なきにしも。
どうしても、集団の中の声になってしまいますからね。
勿論それでも、5人に(彩陽さんに)耳をこらしましたが…
まあ、望みすぎと言ったところでしょうか。
それに、声優という「個の声」の強い職業につく彼ら彼女らだからこそ、
普段とは異なり、集団の声の中に「埋没する喜び」
というものもあるのではないかな?と思うと、
我ながら無粋な願望かな、という気もするのでした。
白浜坂高校は2番がないので短い短い。
甲子園に出場したら喜ばれると思います(笑)。

島崎さんが、最初にアフレコ現場で歌う事になり
意図せずとてもテンパった、でもその感じが
田中的にそれっぽかった、という裏話を披露。
本人的には若干悔しさもあったようですが、
田中も頬染めて歌ってますしね。結果オーライ!

・心の旋律(白浜坂高校合唱部&合唱団)

バージョンとしては、最終回に流れたもの。
低音部の島崎さんの
「合唱団男子に負けずに歌うぞ!」という感じの気合の入った歌い方、
また合唱団があってもなおグイグイとリードしていくような
彩陽さんの力強い高音が、物凄く印象に残りました。
僕が積極的に聴こうとしたというのも勿論あるけれど、
本当に、彩陽さんの高音は際立って耳に届きました。

瀬戸さん「最初2人だったステージがこんなに沢山に…」
「宮本来夏」としてもそうですし、
「瀬戸麻沙美」としても、7月末のイベントが
早見さんと2人での歌唱でしたから、実感中の実感でしょうね。

・radiant melody(白浜坂高校合唱部&合唱団)

この曲は、ソロパートがあるからか、
或いは合唱部の5人ありきで声楽部はフォロー、という
実際の扱いからか。
5人がマイクを持っての歌唱となりました。
彩陽さんがこれまで同様マイクを置きにいきかかって、
慌てて戻るのを見逃しはしませんでした(笑)。

今回、先程書いた通りの立ち位置なのですが
イベント進行のような専門職の方もいない中で
左端にいる彩陽さんは、主役という事も、キャスト最年長(!)という事もあり
明らかにイベント全体を回していました。
4年前から彼女を観てきた身としては、その事自体成長に感涙もの(笑)
しかしそんな中でも、しっかりとマイク置き間違いなど
「らしさ」も残している所が彩陽さんですね。

同時に興味深いのが、この合唱パートでの立ち位置です。
この歌が終わった後彩陽さんが中央に行く形になったので、
その移動によって更に強調されたのですが、
このパートでは意図的に、瀬戸さんを中央に置いていた事になります。
勿論、彩陽さんの役回り的に、端にいた方が良いというのはある。
けれどそれ以上に、『TARI TARI』という作品において、
「合唱部」という単位においては、中心は部長である来夏なのだ、という
一種のこだわりが見える並びでもありました。
最終回を観ても、和奏を持ち上げるカット
(OPの来夏引っ張り上げカットの返答的カット?)を除けば
中央は、あくまで来夏なのです。

このイベントでは、しっかり回してみせた彩陽さん、
喋り慣れしていて結構ズケっとモノを言う早見さん、
そして弄られ芸メインに武器の多い(笑)島崎さん、
後述のスポットライトが当たる花江さんと比較して
若干緊張が強いというか、借りてきた猫感のあった瀬戸さん。
(彼女のソロが映える『goin' my way!』は歌われませんでしたしね…
合唱団との生「にゃあ!」が聴けなかった事くらいですか、心残りはw)
でも、だからこそ、中央は彼女という強調に意味を感じました。

後半、島崎さんがアドリブ?のように
本編と同じ、申し訳程度のバドミントン動きを見せ
それに花江さんが即乗っかったり、
同様に、前に進んだり戻ったりという動きも見られたり。
曲自体も素晴らしいので、本当に感動的な曲でした。
『心の旋律』の方が、純粋な染み入る感動ではあるのでしょうが、
この曲の高揚の中にある感動はまた別の味わい。
堀川社長が『Defying Gravity』をイメージしていた、というのは
同曲を彩陽さんがカバーしていた事もあり(勿論互いに意識にはなし)
とても不思議な、同時に「らしい」奇縁と感じましたが、
作曲の浜口さんにはそのイメージは伝えていないそうなので、
それでも結果こうなるのが集団制作の魔法ですね。
個人的にはヤング101の『涙をこえて』をイメージしました。
タイトルも、らしいでしょう?

次のイベントがあるなら(気が早すぎ!)
本編で曲終わりにやっていた、皆でくるっと回る動きは是非お願いしたい!
その後の手を上げる動きはやっていたので、是非!
いや、そもそも次はあるのか…(笑)いや!あるんです!
私はそれが、諦めなきゃいけない事だとは思いません!!

しかし、本当にガチで歌の上手いキャストを集めただけあって
(幕張総合合唱団も然り)
敢えて「上手い」と書く必要が全くない、安定且つ最高の歌唱なのでした。
彩陽さんも「人がいるっていいね!」と言っていました。

・熱闘ヒーローガンバライジャー(西之端ヒーローショウテンジャー)

合唱団が舞台から下り、5人となって最終回トーク。
花江さんがヤンに会えて良かったと語ったり。
瀬戸さんが寂しいけど綺麗だったと語ったり。
彩陽さんが積み重ねの結果という部分を強調する為に
校長を「今までの流される部分あって」と引き合いに出したのが流石。
ただ、そこから話が理事長のパンツ見えの話になったのは笑いました(笑)。

島崎「パンチラの殆どないTARI TARIで」
瀬戸「誰得?」
彩陽「わかんないよ、フゥ♪ってなってる人がいるかも」

会場爆笑。個人的に興味深かったのは、その合間の会話。
どうも瀬戸さんと彩陽さんだったかな?の会話によると、
最終回アフレコの時点で理事長のパンチラ…というかパンモロ(笑)は
描かれていなかったようなのです。オンエアを観て驚いた、と。
橋本監督は「恥の上書き」という言葉を脚本段階ではなく
コンテ段階で付け足した、と以前雑誌インタビューで仰っていましたし、
確か1話のBパート冒頭、来夏の妄想もコンテ付け足し。
このシーンも、ちょっと重たくなる…シリアスが強くなるという判断の元
後から付け足したのかもしれません。

僕は、それが『TARI TARI』独自の魅力になっていると思います。
監督が脚本も関わり、映像的にも関わる事で
それぞれにラグが、変な「間」が生まれない。
だから会話も生き生きとしているし、変に死んだ「間」が生まれない。
同時に、ここでの理事長パンモロは
1話、紗羽の袴に来夏が手をかけ、ズルズル崩れたシーンを想起させ
「紗羽が脱げないのに、理事長脱げるのかよ!」という
おかしさ、TARI TARIらしいスカした豊かさに満ちたシーンになっています。
結果的に、富野由悠季監督がコンテでガンガン脚本に手を入れたり、
コンテ主導の宮崎駿や高畑勲だったり…
そういう時代の作劇に回帰しているというか、
それの21世紀型になっているのが『TARI TARI』の2大注目点の1つでしょう。
もう1つは以前記事にもした作品のテーマというか美観部分、
「2の作劇」の徹底(非徹底の徹底)なので割愛します。

彩陽さんがいくつかの作品で口にする
「いいもの(気持ち)しか集まってなかった」という
アフレコ現場最大の褒め言葉をした後で、
5人がキャラに似ていったという話となり、
島崎さんも罵倒キャラに…という所からの、最大の暴露話を披露。

彩陽さんと島崎さんの話を総合すると、
最終回、泣くのを堪え、堪え切った!となったばかりの彩陽さんに
「終わっちゃいますね」と島崎さんが話しかけ、
それで彩陽さんの涙腺が崩壊。
トイレかどこかへ逃げ込む際に「くず!」と言い放って走り去った為
まわりの人に島崎さんが「何かしたの?」と本気で心配された、と。
そんな面白エピソードを披露してくれました(笑)。

まひる役の大原さやかさんが、最終回アフレコの日のブログで仰っていた
忘れない彩陽さんの涙って、この涙なのでしょうか…若干ネタ感のある涙ですけど(笑)。
ちなみに9月21日の、打ち上げの記事も素敵なので是非一読を。

そんなこんなの積もる話から、ガンバライジャーの話題に。
ガンバレッド役のベテラン、檜山さんが
「あんま喋ってないけど」と言いつつ打ち上げで商品券当てた、なんて裏話を挟みつつ
彩陽さんの「ウィーン滾ってるんじゃないの!?」という呼び水から、舞台はウィーン1人に。
ここの花江さんの煽りがかなり秀逸でした。

花江「ヒーローに肝心なものは何でしょうか」
観客「愛!勇気!etc」
花江「違う」
観客「!?(ドヨドヨ)」
花江「決めポーズ、決め台詞です」

このやり取り(「違う」が「違います」じゃない所がとても良かったです!
ウィーンのヒーロースイッチを感じました!)から
「江ノ島は俺達が回す!」というガンバライジャーアレンジの決め台詞を決定。

花江「歌うぞ!」観客「オー!」花江「歌うぞ!」観客「オー!」
花江「イントロも歌うぞ!」観客「オー!(笑)」

…なんでこんなに煽り上手いの?(笑)

本編のダカダカダーダッダーからフェードイン、という形ではなく
イントロ音源自体は普通に流れる中、花江さんがダカダカダーダッダー!と叫びだしたので
一瞬タイミング作りに戸惑いましたが、しかし本編再現は最高でした。
特に「バーバッバババッバ!」と拳を握りしめ、振り上げながら叫ぶ気持ち良さはもう!
その直前に花江さんが「セイッ!」と言ったのがツボに入ったようで
彩陽さんが歌った後にも触れておられました。

田中パートでは、当然のように舞台の右奥、高い所に島崎さん颯爽登場。
花江さんと握りこぶしを相手に向け合っているのが妙にカッコよかった…
そして勿論、3人娘も途中から揃って登場。
「ガンガン努力が時代を♪」の所からは、当然彩陽さんもハイトーン。
歌い終わった後に
花江「正義と!勇気と!」
5人「友情の!西之端ヒーロー、ショウ…テンジャー!!!」
(決めポーズ)

最高すぎました…まさか本編再現とは。
観客の「しらすホワイト!」の掛け声に乗っかって
島崎さんが、例のキモいポーズつきで「しらすホワイト!(いい声)」
と叫んでいたのも最高でした。
ここで今更のように明かされましたが、
皆さんの衣装、ショウテンジャーの色が各自ワンポイント入っていました。
彩陽さんは和奏のロングスカートの時の格好を意識したような衣装で、
上半身がお嬢様というか、品行方正系(笑)なのが似合ってましたね。
昔はギャル系ファッションばかりで、自分にそういうのは似合わないと仰っていたけれど
正直、凄く似合いますよね。

・Triple Smiley(坂井和奏・宮本来夏・沖田紗羽)

花江さんが「燃え尽きたので」と島崎さんを連れハケる流れから(笑)。
しかし、この曲も歌うというサービス精神には驚きました。
本編に流れていないラジオ用の楽曲ですし、ここまで歌う事もないと思うのですよね。
けれど、多分「歌う機会もないかもしれない!」とばかりに、ここで組み込んでいる。
来夏の『goin' my way』はソロバージョンだと作品テーマ「合唱」と合わないから省いたのでしょうが
それにしても、とっておきがないというか、
やれる事を全部やる!的なサービス精神が際立っているイベントで、
最も歌う必要のないこの曲に、そのサービス精神を強く感じました。

・Dreamer(AiRI)

と、ここまで来てAiRIさん登場。
どこに入れるかは結構悩む所だったはずで、
まさにOPらしく、イベント開始一発目にイキナリ歌って
会場を温めるやり方もあったと思います。
この辺はいかにもこの曲から、と思わせつつ
ラジオからはじめる、という
『TARI TARI』本編同様のスカし感覚だったのかな、と思う部分です。
先述の紗羽脱げず理事長脱げだったり、
来夏の風呂だと思ったら誠だったり(笑)。

・潮風のハーモニー(白浜坂高校合唱部)

合唱人(うたんちゅ)Tシャツを皆身に纏って再登場、そしてED。
やはり印象的だったのは田中とウィーン…じゃなかった、
島崎さんと花江さん。
(うーん、この作品は役名で書きたくなってしまうな…)
2人で肩を組んでいました。
radiant melodyの時も、ガンバライジャーの時も触れましたが
細かくこの2人はふれあいが良かったですね。
別に男女の間に変な壁があるわけではなくて、
5人は5人という単位で合唱部なのだけど、
でも同性の友人として、カテゴリーが存在するのは当然と言いますか。
閉鎖性、あぶれた2としてではなく
5人の空気がある中で戯れる男2人が、とても微笑ましかったです。
歌で言うと、2人キー違いすぎるので結構同じメロディ歌うの大変そうなんですけどね(笑)。
まあ、花江さんの声が高めなので、
なおの事男声らしい男声、島崎さんの低音がこのメンバーにおいては
とても重要なのだ、という事がよくわかるイベントでもありました。

最後に5人+AiRIさんのそれぞれの言葉で〆。
聖地で歌える喜びを強調するAiRIさん。
勝手に何かあるかも?と匂わせ「江ノ島は俺達が回す!」で〆た花江さん。
観客のTARI TARI愛を喜ぶ島崎さん。
罵倒ネタに続き、EDの「1フレームバドミントン」にまで触れておられたので
(そのもの「1フレーム」という言葉で)これはもう、ニコニコ動画確定ですね(笑)。
一致団結を強調した早見さん。
終わりたくない、寂しいと連呼しTARI TARI愛を強調した瀬戸さん。

最後に彩陽さんの言葉。
「今までの選択や経験が全てTARI TARIと坂井和奏に繋がっていたんだな」
という発言も感動的でしたが、それ以上に
「年齢ごとに見えるものがいい意味で変わる」
という発言が、とても、とても印象的でした。
この作品の語り方は、彩陽さんが本当に良いと思ったもの…
深みを感じた時に使う言葉。
そう『true tears』に対しての彼女の言葉と似通っています。
基本全ての役や関わった作品を愛する人ですので、
本人が序列を設ける事は滅多にありませんが…
こういった所に真意が見えますし、
やはり彼女にとって『TARI TARI』は『true tears』並みに大切だった、
また、作品の質を見抜ける、感じ取れるのは
彩陽さんらしいな、流石だなと感じた部分でもありました。

『true tears』が1つの美観を貫く「美しい物語」だとするならば、
『TARI TARI』は世界の言い切れぬ部分を掬いあげてみせた「豊かな物語」。
どちらも、素晴らしい物語です。
…ああ、これを堀川社長にトイレで言えば良かった!!(後悔2)

なんにせよ、十分人気もあり、
それ用のライブイベントなども十分可能。
そこに向けて飢餓感を煽る構成にする事も十分できたのに、
ガンバライジャー再現や合唱団、radiant melody等
現時点でできる時を惜しまず詰め込んだ、凄いイベントとなりました。
このあたりにナガッチョP作品の、P.A.WORKS作品の在り方を強く感じますね。
これを、1日2回…
アニプレックス作品なら7000円取ってますよ!(コラ)
ビデオカメラもあったと思うので、妙録的にどこかで収録されるかもしれません。

11月にはこれまたTARI TARIらしく「2枚同時に」キャラソンアルバムが出るので、
今度はそれを掲げてイベントをすればいいんですよ!!
ちなみに、2枚組の象徴といえばビートルズの「赤盤」「青盤」ですが、
海と空、どちらも結局「青い」あたり面白かったり。湘南江ノ島の青、青春の青…
これだけ青にあふれていれば、ガンバライジャーに青が必要ないわけです(笑)。

会場を出ると空は暗くなり風も強く、江ノ島から出る時
江ノ島弁天橋から海を眺めてみたら、風により水面が波打っていました。
それからも少しぶらついていたのだけど、明らかに台風前。
夜の部が終わった頃には、もっと凄い事になっていたと思います。
遠くから来た人ほど、色々大変だったかもしれませんね。

画像


しかし、江ノ島の快晴も、嵐も見る事ができた。
それは、そんな9月30日は「とても『TARI TARI』だった」と思います。
単に最終回、白祭の日が雨だったというだけではなく。
物事の表と裏、多面的な要素、また必ず多面的であるという決め付けすら拒否する
理事長や上野さんの一面的な描き…
あらゆる意味で「豊か」な『TARI TARI』の物語において、
江ノ島の「豊か」を、病める時も健やかなる時も観られたのは、とても良かった。
これでこそ『TARI TARI』なのだ、と思いました。

言い切らない鋭さ。決め付けない強さ。
晴れたり嵐だったり、あとは時々歌ってみたり。

白浜坂高校感謝祭。

尊敬する応援対象・高垣彩陽さんのブログ更新を待ってから書きました。
この作品このイベントに関しては、
先に発言することはなんとなく憚られた為です。
「カテゴライズできない」という言い回しは
僕が愉楽の為に作品の核を探す上で、おおいに助けになりました。
本当に賢い人には、さしたる語彙も思考も要らないのでしょう。
気付きに勝る智は存在しない。
それでも、僕の思考は想像力は、彼女のようには飛べないので…
言葉でロジックで、ヒイコラ言いながら目指し、歩いていくのですけどね。

彼女がその豊かな存在に相応しい
豊かな物語、豊かなキャラクターに出逢えて、本当に良かった。


http://twitter.com/rui178 呟いております。
http://twilog.org/rui178 適当な単語で検索してみてください。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
最近ラノベ原作で萌え&エロばかりで中容の無いアニメばかり見ていたせいでその手のタイプに食傷気味だったせいか、TARI TARIのような心温まる作品に出会えるとホッとします。

春アニメの夏色キセキや同時期に放映されたココロコネクトと違い、非日常を取り扱わないな地味話しだったかもしれませんが、この手の作品はこれからも製作して欲しいです。

高垣彩陽と早見沙織といえば、ソード・アート・オンラインのアインクラッド編でもリズベットとサチとして、主人公キリトとラブロマンスしていましたね。

現在放映中の第二部フェアリィー・ダンス編はメインヒロインが竹達彩奈が演じるスグに代わり大変嬉しいのですが、二人ともまだ出てこないのがとても残念です。

ゆうてい
2012/11/16 03:12
ご冥福をお祈り致します。
同じ彩陽さんを応援していた身として、一度はお逢いしたかったのが心残りです。

また逢う日まで。
こうたろ
2016/12/20 22:37

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『TARI TARI』イベント『白浜坂高校感謝祭』!〜晴れたり嵐が来たり、あとは時々歌ってみたり〜 ひまわりのむく頃に/BIGLOBEウェブリブログ
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