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zoom RSS スフィア2ndアルバム『Spring is here』!!!!

<<   作成日時 : 2011/03/18 09:01   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2011年3月16日。
東北地方太平洋沖地震が起こって数日という
捉えようによっては最悪のタイミングで、
捉えようによっては最高のタイミングで。
(物事の多くに言える事ですね)
声優ユニット、スフィアのニューアルバム
『Spring is here』が発売されました。
流通も確保されておらず、手に入らない人もいる中
セールス的には苦労する事間違いなしと思われますが
その記憶と密接に結びく事で、思い出深い作品になるでしょうし
彼女たちも、この事実を更なる力とするチャンスとも思います。

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2011-03-16
スフィア

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3バージョンあるなか、最もコストパフォーマンス的に優れているのは
この「限定生産盤」でしょうか。
僕?1万円くらいする

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数量限定特別仕様ですよ!!で、でけぇーっ!
高垣彩陽個人グッズ「デカバッグ風ストラップ」に
収まるくらいでけぇーーー!!!

…あれ?大きさの表現になってないな?

3rdシングル以降の全てのシングル・カップリングを収録している為
アルバム単位でチェックをする人には、
彼女たちの曲を押さえやすいという長所もある一方で
基本、この界隈のファンはシングルからしっかり追いかけてくれるので
(シングルは買わないがアルバムは買う、という中間層が
一般ミュージシャンと比べ少ない事は、
シングルとアルバムの売上の差を見ても明らかです)
オリジナル曲が少なめで、
アルバムそのものとしての表情は持ちづらい、という欠点もあるように思います。

基本、ライブの予習商品としての情報の一括が求められているので
あまり、曲ごとのプレミア感を出したりする事はないと思われますが
個人的には、オリジナルアルバムを名乗るなら、オリジナルが
最低過半数、できれば10曲は欲しい気持ちがありますね。
とはいえ、当初オリジナル1曲!?とかざわついていた時期もあるので
聴いている時はさほど気にならなかったりする、自分の羊っぷりが悲しい(笑)。
それに、iPodにスフィアの曲も詰め込んでいるけれど
基本高垣彩陽個人の曲しか聴いてないから、シングルも新鮮!←ダメじゃん

では、今回のアルバムの各曲を聴いてみましょう。


数量限定盤は、歌詞がメンバーの直筆。
メンバーカラーのペンで書かれている為、読み辛いのですが
プレミア感が半端ないぜ!

1.Spring is here

タイトルチューンを頭に、というのは前作
『A.T.M.O.S.P.H.E.R.E』からの共通点。
今後もパターン化していくのでしょうか。
5分を超える演奏時間が、漫然と長いのではなく
スケールをおおいにまとった、素晴らしい楽曲。

作詞作曲のrinoさん、編曲の虹音さんというのは
これまでのスフィアの曲を聴いていてもわかる通り
完全に黄金の組み合わせ、最も「スフィアの音」。
デビューシングルの歌詞から関わる畑亜貴さんも重要ながら
ここにある等身大感、あまり言葉を捻らない感じが
スフィアのイメージとなっているのではないかと思います。
そこに、畑亜貴さんの歌詞や黒須克彦さんのフック強めの楽曲が
ポップなアクセントをつけてゆく。
それが、スフィアの基本的な「運動体としての形」に思えます。

タイトルは季節を感じさせるものですが、その中に
「sphere」というタイトルをおりまぜているように、実際は
宇宙のイメージが強い楽曲。
聴いていて、ジェフ・リン率いる1970〜80年代のスペース・ポップ(?)
エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)の印象を強く持ちました。
『ディスカバリー』あたりの印象ですね。
ドラマ『電車男』で使われた『トワイライト』でも良いか。
rinoさん、というより
編曲の虹音さんにもそのイメージでもあったのかな?

ベリー・ベスト・オブ・ELO
Sony Music Direct
2005-07-20
エレクトリック・ライト・オーケストラ

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穏やかなイントロからボッサのように静かに動き出すAメロ、
ベースとともに加速を始めるBメロ、エネルギー弾けるサビ。
一度高まった熱は収まる事なく、同じAメロも
アレンジの力で加速がついた状態。そして再びのB、サビ。
もう一段押し上げる間奏前のキュートなブリッジ(Cパート)、最後のサビ…
見事なまでの二次曲線・ポップソング。
オリジナルが少ないと嘆いているのに、ド頭に
こんな素晴らしい曲を配置されてしまっては…
いや、だからこそもっと聴きたい気持ちもあるぞ!(笑)。

春の時期のリリースという事もあり、文字通り
季節としての「芽吹きの春」の歌でもありますが、
そこに描かれているのは少女たちの「輝く明日」の象徴としての「春」。
結果的に、震災下にあってもなお聴ける、いや聴いていて
別の力、別の勇気が湧いてくる曲になったと感じます。
この曲を聴くたび、今の辛さや、そこから立ち上がる強さを思い出せるような
…偶然とはいえ、凄いテーマソングになったなあ。

2.Now loading...SKY!!

シングル時から特段アレンジ変更はなし。
(あ、このせいもあってオリジナル分少なめに思えるのだな)
アーバンな曲調が、春というよりは夏を感じさせるわけですが
この曲も作編曲が虹音さん、という事で
表面的な季節感というよりは
この2曲を続けていく事で、ポップミュージックとしてのカラフルさ、
「拓けた」印象を感じさせる効果が出ています。
アニソンアニソンした所から始めない事による効果。

3.キミが太陽

3曲目で、やっとアニソン的な楽曲と言えるかな?
イントロのギターも軽やか、
わかりやすくフックの効いた、元気な曲。
この曲は、作詞のこだまさおりさんの表現
(音より歌詞が多めな部分も、キュートさに繋がっている)のお陰で
ラブソングのようでもあり、スフィアのメンバー間応援歌でもある
ハイブリッドな曲になっています。
個人的には、高垣彩陽さんを太陽とする身なので
色々、こう、歌詞にグッときます(笑)。
そうそうそれだよ、的な。
これまで言葉にしてきた事とも、結構繋がっているのではないかな。

4.REALOVE REALIFE

アニメ『いちばんうしろの大魔王』主題歌のロック・チューン。
私見ですが、作編曲の黒須克彦さんは
あまりポップ的な意匠に優れていると思わないのですが
アニソン然として開き直った時、力のあるものを産み出してくれるので
このように、ポンと合間合間のシングルなり
カップリングなりに配置するのが正解に思えます。
前作より、彼に依存しなくなったのが
全曲のクレジットを眺めていても明らかだと思われますが
それは悪い意味でも、彼を卑下する目的でもなく
お互いにウマイバランスを見つけたという事ではないかな。

この曲は、やはりライヴのスタンドマイクありきですねー。
思い出して体温上がります。

5.Congratulations!!

1stアルバムにも何故かあった(Princess code)
ジャジー部門が更に成分強めで登場。
とはいえ、スフィアが歌う以上、シックな装いとはならないのですが…(笑)。
ライヴの助走時期に歌いそうな「つなぎの一曲」は
スフィアにしては背伸び気味で
こだまさおりさんの歌詞も敢えてお姉さん、
見守り気味のポジショニング。
とはいえ超然とした位置ではなく、隣で、という感があるのが
やはり気安いこだま作詞、といった所でしょうか。
誰かの誕生日の時などに捧げるニュアンスが強いですね。

6.手のひらに夢

M4のシングル発売時カップリングソング。
ロックチューンのシングルの鎮静剤のような配置で
既に活用されているので、敢えてアルバムに含める意味は
それこそ、アルバムだけで追えるように、という配慮以外には
あまりないかな?と思えたりもします。
アルバム内楽曲というよりは、カップリングで完結しているイメージですね。
ライブでは、結構疲れてきた頃のクールダウンの一曲でしょうか。
偽ラストナンバーというか(笑)。

7.風をあつめて

この楽曲も作詞作曲rino、編曲虹音。
スフィアにとって、初めて内省的な意味合いを込めた
彼女たちにとっても、聞き手にとっても特別な一曲。
1stアルバムに含めなかったのは、シングル発売直後だったから?
お陰で3rdシングルであるこの一枚は、長らく特別なポジションだったのですが
今回ようやくアルバムに入ってきました。
ライヴでいつか、イントロのコーラスパートを
生で歌って欲しいものです。
曲中のハーモニーは、彩陽さんが結構いれてくれますけどね。

8.かってな成長期

M2シングル発売時のカップリング。
畑亜貴作詞、黒須克彦作曲という事で
「原初スフィア」的なイメージがあります。
畑さんの歌詞らしく、なんども読みたくなるタイプ。
現在、スフィアのイメージはむしろ
「等身大」に寄っているので、
たまのスパイス効果という事になるかな。
ただ、時にフックの効いた歌詞は必要なのですよね。

9.MOON SIGNAL

6thシングル。
日本武道館公演のオープニングチューン、という事実が
今回、数量限定特別仕様のDVDでも映像として残された事からも
確立し、その記憶とともに語られそうなパワーチューン。
僕もやはり、この曲=日本武道館です。
作詞畑亜貴、作編曲虹音。
アニメ『おとめ妖怪ざくろ』主題歌という事もあり
時代がかった部分を残しつつのダンサブルなナンバーとして
こちらは畑さんの歌詞が素晴らしくハマっています。
やはり、シングルの掴みに使いたい畑亜貴作詞。

10.By My PACE!!

これまで、雄大なポップの幅を見せてきた中
この曲はこじんまりとした、等身大の
キッチュでガーリーな楽曲。
数少ないオリジナル曲4曲目で、
こだまさおりさんの作詞3曲目。
今回のアルバム、音の面では
rinoさん、虹音さんの貢献が大きい中
言葉の面では、かなりこだまさんに預けた形に。
つまり、私小説な面といいますか…
「頑張る女の子」としてスフィアが強調されます。
ひと昔まえのアイドルポップスのよう。可愛らしい。

11.Brave my heart

M7の3rdシングルとしての発売時カップリング。
もちろん畑亜貴さんも、全ての歌詞が同じパターンではなく
あくまで適正の話なので、この曲では
かなり「女の子」としてのスフィアを彫り出す意識を感じます。
ライブでは印象的なもうひと頑張り!な所で歌われる事も多い楽曲。

12.クライマックスホイッスル

M9のシングル時カップリング。
個人的には、スフィアのカップリングは
ここで言うところの「原初スフィア」
(future streamというよりは、Dangerous girlsのイメージ)
をアピールし続けているフォローの面を感じるので
M11、M12と並べる感覚はあまりわかっていなかったりします。
曲自体に対する不満はなく、
レッツゴー!で気合入れるライブの記憶ががが。
これまた、数量限定特別仕様のDVDに
日本武道館でのライブ映像が収録された事で
その記憶とともに流れるのでしょう。

13.夢奏レコード

パチスロ楽曲として、しばらく幻の楽曲状態で
日本武道館公演などでも歌われた楽曲、音源化。
今回のアルバムでは、あまり無かった
穏やかに歌詞をじっくり聴かせるタイプの楽曲なので
ラス前という位置を考えても、良い収まり。
本当のラスト、アンコール曲前のラスト曲のようで
曲構成からの意図がわかりやすいです。
ただ、『風をあつめて』もそうですが
こういう、歴史を追う上でちょっと追いづらい楽曲というものも
グループの寿命を延ばしたりするものなので、
今回のアルバムが
それらを全て網羅した事には、少し惜しさも感じていたり。

14.虹を駆ける旋律

伴奏なし、声だけで重ねた楽曲。
豊崎愛生さんだったかな?が何かの雑誌で
この曲があることでアルバムらしくなった、
的な事をおっしゃっていた記憶があります。
僕は彼女の事はあまり詳しくないけれど
同じ音オタ属性を感じてはいるので(笑)
それはもちろん、
ザ・ビートルズの『Because(ビコーズ)』だろうなと。
声優界のビートルズ、というあだ名には
ツッコミどころが色々ありますが、
4人の声だけで重ねて作った、というこの形は
間違いなく『Because』への意識があると思いますから
スタッフサイドもそれなりに意識してるんだなあ、
声優界のビートルズ(笑)。
もちろん、声のプロである4人の「声だけ」を堪能できるわけで
素晴らしい試みである事は言うまでもありません。
そのうちハーモニーのみのミニアルバムでも出して欲しい。

えーと、実は今、はじめて通して聴きながら書いておりました。
CD自体は発売日前日に秋葉原で購入していましたが
なかなか通して聴く機会がなく…。
全体の印象としては、

個別の曲は粒選り。
ただ、M8からM12あたりの中間期に
似たような意味合いを持つ楽曲が集められている為
アルバム構成として考えた時に中弛みが少しある印象。
M8、M11、M12といった楽曲は
どれか1つに纏めた方が、14曲の中のうねりはでたであろうから
やはりオリジナルの少なさが欠点となり、1stアルバムほどの
「オリジナルアルバム感」は出ていない印象。
(真ん中以降、『By My PACE』一曲で印象をつなぐのは厳しいし
 そもそも、この曲も「小品」寄りですしね)
個別の曲の質は高いし、前半とラスト2曲の構成はアルバム的なので
そこが惜しまれますが、半ばベストアルバム的な
この1年の活動記録的な目的も担うが故の問題で
逆にライトな聞き手には、プチ・ベストアルバム感があり
良いかもしれません。
アルバム2枚聴くだけで、網羅されているわけですからね。
個人的なベストトラックは、言うまでもなくM1。
ELOの名前を引き合いに出したように、
そのクラスと比較しても遜色ない、素晴らしい楽曲です。

あとは、限定生産盤に1枚(DISC1)
数量限定特別仕様に2枚のDVDを収めております。
DISC1には、タイトル曲のPV…は当然として
なんとその収録風景や、
数量限定特別仕様BOXに封入された
写真集の撮影風景など、40分弱!ものメイキング映像。
このせいで、限定生産盤のコストパフォーマンスが
劇的に上がっている…というか
写真集の内容が、持っていなくとも想像できてしまうので
若干BOX組が涙目なくらいの(笑)映像充実ぶり。
6000円も違うのだから、この映像こそ
BOX組の特典にして良いような気もしないではありませんが
なんだか小さい事言ってますね!観る人が増えるのは良い事です。
撮影それ自体より、こういったメイキング映像の方が良く思えるのは
やはり、4人の等身大の女性としての
生々しい仕事ぶりが見えるからなのでしょう。

DISC2は、日本武道館ライヴから
『MOON SIGNAL』『クライマックスホイッスル』の2曲、
スフィアを特集したソニミュ系の番組「うたたね」、
昨年末に行われたクリスマスイベントの妙録。
武道館は、演出も含めその質も明らかにこれまでと雲泥の
飛び抜けたクオリティでしたから、その記憶が
手元に残るのは、嬉しい限り。
うたたねは…録画してるから別にいいけど(笑)。
クリスマスイベントは、衣装が見られたのは嬉しいですが
肝心の歌パートが権利上?カットされているのが泣き所。
彩陽さんの歌だけでも、5000円でくだされ…。
まあ、やっぱ、DISC1のメイキングが必見ですね!というわけで
みんなで限定生産盤を買おう!←自爆気味
いや、だってBOX滅茶苦茶デカいけど
中に入ってるマウスパッドは小さいんですもの…(笑)。
まあ、これはもう、コレクターズ・アイテム以外の何物でもないので
コストパフォーマンスの観点から語る事自体間違いですね。
俺はBOX所持者だぜー!ひゃっほーい!と叫ぶ事も価格の内です。

Spring is here。

地震の影響を受けた地域にも楽しみに待っていて下さっている方達がいらしたでしょう、
応援して下さっていた皆様の安否を思うと、心苦しい。
ただただ生きてご無事であることを、またお会い出来ることを祈っています。


彩陽さんの語り口も、沈みがち。
彼女のブログを長く追ってきた人ならわかる通り
普段はタイトルを「。」で〆る事の多い彼女ですが
幸せな時、嬉しい時は「!」になる事が多く
この日はおそらく、本来ならば「Spring is here!!!!」で…
ひとつの自粛の形なのでしょう。
代わりというのもおこがましいのですが、僕の方で!をつけておきました。
こういう時こそ活力を。

本当に大変な時期に発売される運命を背負ってしまった本作ですが
僕がそうであるように、多くの人にとっての
「震災後、初めて買った/聴いたアルバム」
になったのではないかな、と思います。
その特別な位置に、変な言い方ですが責任と誇りを持って
この出来事と身近な所にいた事を武器に、
更なる歩みを進めて欲しいと切に願います。
こんな悲劇、心の強さや美しさに変えないといけない。
その為の悲劇だった、なんて言い方はなかなかできないけれど
その間違いや嘘も含め、そう言い切るくらいの力を求めたいし
それを歌声で、芝居で表現するチャンスがあるのが
彼女たち、スフィアなのですから。
次なる成長を楽しみにして、今はこのアルバムを聴き、映像を観る事にしましょう。

http://twitter.com/rui178 呟いておりますよー。
http://twilog.org/rui178 ツイログで適当に検索してみてください。

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