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zoom RSS 2010年7月期・アニメ新番組第1話感想集「ぬらりひょんの孫」編

<<   作成日時 : 2010/07/07 01:05   >>

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週間少年ジャンプの新興人気作品、
「ぬらりひょんの孫」も遂にアニメ化。
ジャンプアニメを逐一追いかけていても身がもたないので、
普段はそうそうに視聴脱落してしまいます。
しかし今回は、監督が西村純二さん。
「true tears」「風人物語」「シムーン」と
好きな作品を手掛けている人なので、観続けられそう。

この作品、ジャンプで読んでいる限りは
そんなに良い作品とも思っていません。
ただある意味で、とてもジャンプ作品らしいとは思っていて、
迷走しながら構造を整理していく、
ライヴ感が味わえる作品ではある。

現在では作品を貫くワードでもある「畏」も
途中から急にクローズアップされた感がありますし、
主にヒロインとされる3人も、
配置自体は「人間」のカナ、「妖怪」のつらら、
「人間ながら妖怪に干渉できる」ゆら、と
綺麗な位置にいるとはいえ、
最初に日常磁場として、守るべき「姫」
あるいは帰るべき「日常」として
用意したはずのカナちゃんも、現在ではすっかり空気化。

展開が即バトルフィールドに移行し、学校から離れたこと。
そこまでのリクオとカナちゃんとの絆不足。
更に妖怪が特別狙う設定もない、と
(羽衣狐が狙う、超旨い生き肝にでもしておきなさい!)
とにかく扱いようがない、困ったキャラに。
ぎりぎり、修学旅行で京都編に混ぜ込んだりしておりますが
まあ、大した特効薬にもなっていません。

結果的に雪女のつららが
いろいろ過去回想まで追加され、完全に「姫」化。
週間連載にそういうライヴ感はあって良いとはいえ、
後から作品化する時は、話が違ってくる。
そういった歪み、綻びをアニメでどう処理するのか?
という興味はそれなりにあるところです。
脚本家は高橋ナツコさん。
東京マグニチュード8.0で、やっと和解(笑)できた
脚本家さんです。

1話とOP・EDは当然西村純二コンテだと思っていたので、
最初から映像を中心に鑑賞。
品のあるPAN、俯瞰嫌いじゃないっす!!
・・・西村純二印の
ハーモニーカットがないっす!orz

OP・EDともなかなか良し。
特にOP。
サビに入ってからの妖怪ワラワラ見せ場集は
まさに百鬼夜行のあり方でしたし、
上に書いた、ヒロインの配置も綺麗に描かれていました。
ただ、この配置が活きなくなってくるのが原作の問題なので
果たしてこの初期イメージままのOPで、通るのか?
というのは気になるところです。
牛鬼編までなら、この構造で誤魔化せるということかな?
・・・でも、ちゃんとTVサイズの楽曲を使ってください(笑)。
最後フェードアウトしてるううorz

EDは、なんだかんだいってカナが中央にいるのが
別にカナ好きでもなんでもないのに、なぜか嬉しい(笑)。
原作EYEからしたら、もう遠い過去に思える・・・。
デフォルメキャラによるシンプルなEDも、
とても西村純二監督らしいといいますか、
ゆらが構えているポーズは
「風人物語」EDでの
仮面ライダー式ポーズを思い出したりしました。

本編は概ね原作踏襲・・だったかな?
(原作をあまり覚えていない)
「このままじゃカナちゃんを守れない」という流れで
リクオが夜の方に変身した方が、掴みは綺麗なのに
そこで雪女たちが助けに入ってきてしまったので
本番は次回に持ち越しという引き・溜めの1話になってしまいました

この辺、雪女たちの登場をそのままに、
もう一体妖怪を出すなりして、無理にでも夜リクオを混ぜこみ
彼が妖怪をしとめるカットを入れた方が、ずっといいと思うのですけどね。
このままだと掴みが弱いと考え、
冒頭に牛鬼と夜リクオの会話を挟み込んだあたりが
ギリギリの譲歩点、と言ったところでしょうか。

二面性のキャラクター=福山潤、という連想は納得。
ただ12歳リクオはちょっと苦しいかな?
やはり音が低いので、いくら福山さんでも
そこまで幼くは聞こえない。
声優さんを女性に変えてしまう手もあったように思います。

・・・どうせ後々、昼リクオは滅多にでなくなるから
これでいいのか?(笑)。

Bパートはホラー映画として画面を作ってあって
西村監督が楽しそう。特に最後の調理室、
カメラが入り口から窓際まで直進していって、
そこから左に90度、奥にいる妖怪に
カメラが一気に向かう画と、
逆に今度は曲がったあたりでカメラ位置を固定し、
奥から妖怪が一気に向かってくるところ。
このあたりがホラーの画面作りしていて、良かったですね。

そして、西村コンテという話でいくと
雪女が及川さんに変身するところの、足からの
上PANが・・・やっぱりエロい(笑)。
こういうカットが雪女にはあって、
1話は結構出番の多いカナには、これに相当する凝ったカットがない。
この辺、キャラクターの力学を観てしまわなくもない。
ああ、やっぱり雪女がヒロインなんだなあと思わせる上PAN、
そして最後の髪から光が流れるカットなのでした。
くそう、OPとEDで精一杯か!やっぱり雪女贔屓か、西村監督!
・・・いや、だから、別に僕はカナ好き雪女嫌いとかじゃないですけど(笑)。

合間合間に、ちっこい妖怪たちと首無との
他愛もない会話を混ぜていたりするのは評価できるところ。
OPもそうですが、とにかくこの奴良組という妖怪一家の
横のつながり、家族らしさ。
そのへんの描写が足りていないから、原作は京都編で苦労しているわけで
OPやこういった場面で、細かく「妖怪一家」を積み上げていくのは
とても良いことだと思います。
って、高橋ナツコさんを選んだのは、ちっこい妖怪と
「もやしもん」を意識してなのでしょうか?(笑)

ジャンプアニメだから、というべきか。
1話から生存競争をする必要はない、観る人は観る、という
余裕の感じられる第1話でありました。
おそらく、本当の1話=夜リクオが活躍する来週?なので
そこまではネタ仕込み程度の意識なのでしょう。
贅沢だぞ、ジャンプ原作!
本当は、1話はちゃんと見せ場を用意すべきだと思いますが〜
・・・まあ、1クールには1クールの、
長編には長編のやり方がある、ということにしておきましょうか。
画面クオリティが維持できるなら、それなりに楽しめると思います。
スタジオディーンの頑張りに期待しつつ、

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