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zoom RSS 「学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD」久々?マッドハウスの本気

<<   作成日時 : 2010/07/09 08:51   >>

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TVアニメがその放送時期と季節感を合わせるとは限らない。
冬場になんど観た事か、青い海・水着の乙女(笑)。
ただ、今年の夏に関しては
「世紀末オカルト学院」とこの作品によって、
いや2作品のタイプは異なるけれど、大分類として
「怪奇・恐怖の夏」という、まさに日本の夏!な
イメージは定着しそうに思います。
なんといっても両方、今期の中でも出来がいいんだ。

「学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD」
(以下HOTD)は、タイトルだけでわかる人はわかる通り
「○○ OF THE DEAD」、つまりゾンビ映画への文法を
日本のマンガ・アニメ的学生たちに持ち込んだ
サバイバル・パニック・ホラー。
登場人物たちも「映画みたい」と口にするあたりに、
フィクションに浸かってきた世代としての共感を覚えます。

※作品ではゾンビと呼称せず、「奴ら」としているようです。
(ロメロゾンビ以外ゾンビじゃない、みたいな論争回避のため?)
 でもまあ、ここは気にせず、ゾンビでいきます。

実際アニメ化されてみると、
これこそ、アニメ化するにふさわしい作品でした。

なんといっても、オマージュ元が映像作品というのがいい。
先日放送の始まった「オオカミさん」の場合、
元がおとぎばなし。作者のリスペクト不足も問題だとしても、
その場合の対処法がない、つまり
作者・脚本以外のセクションが
対象に介入する手段が、そもそもない。

それに引き替え、ゾンビ映画だと
コンテ・演出・作画といったところで
独自に映像を追求できる。
もちろん、それは言い換えると
映像ががんばらないと、素人でもイメージできるものを
していない、という欠点になりかねないのだけれど
その辺、西位さん、鈴木さんといった腕利きたちを原画に起用しながら
マッドハウスがばっちり描いてくれていて、
とにかく、ゾンビものとしての画面作りが素晴らしい。

カメラのブレ、主観視点、更にはCGを駆使した
校内のわらわらゾンビたち。
作画と比べると、人間らしさに欠けるのが弱点のCGも
対象がゆらゆら揺れるゾンビなら、むしろこちらが適している。
「バイオハザード」みたい、と思った方、いるかもしれませんが
それは、バイオもコレも、往年のゾンビオマージュの要素が強く
いわば親が同じなのだから、当然の事です。

元々、マッドハウスといえば大昔から作画系スタジオとして名を馳せ、
「マッドハウスの本気」という言葉が
10年以上前?からあったように、
優れた作画で魅せるタイプだったのだけれど、
久々に、動きだけで勝負をかけられる回を見せてもらった気分。
アクションは勿論、胸揺れやパンチラ(モロ?)も容赦なく
正しくエログロ。
昔から、作画系はエログロではりきるんだなぁ・・・。

心配があるとすれば、1話で目が肥えてしまった事くらい?
まあ、大袈裟に崩れた場合、マイナスに働きますが
一定以上のものならば
寧ろこの回の映像を使い、脳内で修正をかけられたりもするので
あとはどこまでクオリティを維持できるか、
作画面からも大変楽しみなアニメがでてきたものです。
見せてくれ、マッドの本気を!!

話は・・・ヒロインの麗を
ちっとも応援したくならないなあ(笑)
ゾンビ化した友人であり、麗の彼氏であった永を
やむをえず殺した孝をメッタクソに糾弾。
すぐに謝るなどして「緊急状況での気の動転」を
描いてはいると思うのだけれど、それを踏まえた上でも
僕はどちらかというと「こういう時にこそ人の真性が表れる」
という考え方なので、もうこの時点で麗にどんびき(笑)。
永がゾンビにならずに死にたいと言っているのに
ただ突っ立っていた、孝の微妙に優柔不断な所も引っかかりますし
好みのキャラクターなどはいないのですが、何より

早いなと。

この作品、想像以上に展開が早かった。
それは僕が、タイトルに引っ張られたせいもあるかもしれない。
何せタイトルが「HIGHSCHOOL」なわけで、
高校を舞台としたゾンビ・カタストロフィを描くなら
ここはもっと時間を使う所だと思ったのです。
ゾンビ化してしまう生徒たちや教師たちについても、
1話は長くとも、Aパートくらい使って描写をしておいた方が、
学校の崩壊に実感も加わるし、ドラマが強まるのではないかと。
(女友達が裏切る描写がありましたが、あの手の演出をもっと、もっと強める為に。
たとえば彼女たちが冒頭でクラスに登場し、会話をしているだけで
更に演出効果が違ってくるわけです)

おそらくOPやEDに登場する、メインの登場人物たちは
基本的には死なないのでしょう。
そうなると、最初に殺しすぎるのは
あとの描写が緩くなるというか・・・
段々、無条件で生き残っている感覚になりはしまいか?
言葉は悪いけれども、もう少し
「死ぬ要員」を残しておくべきではないか、と思いました。
ただ実際は、1話終了時点で
もう、ほとんどの生徒は普通にゾンビ化してしまった。
これは明らかに速度を意識しての選択で、
実質、もうほとんど「学校編」は終わってしまっているようにも思います。
ハイスクールオブザデッドなのにね・・・。
ここまで一気に校内をゾンビ化し、生存者を限らせてしまうと
気になってくるのは、急いだ分「どこまで行くか?」という点。
若干タイトル詐欺になる可能性もありますが(笑)
最初のゾンビがやってきたのも、校外からですし
どうも、学校から舞台を離してしまいそうな気がするなぁ・・・
校内で、ある程度縛りを入れた方が面白そうですけどね。

さて、果たして何話まで、この作品は「ハイスクール」にいるのか?
ってそんなのどうでもよくて(笑)
話がだめでも作画で突っ切る、20年前の作画系スタジオのような仕事を
今のマッドハウスが見せてくれるかどうか。
主に、絵に注目しながら観ていこうと思います。
この夏のアニメは、オカルト・ホラーだ!!

ってあ、まだ屍鬼もあるのか!

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