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zoom RSS 『true tears』イメージミニアルバム 〜Nostalgic Arietta〜

<<   作成日時 : 2010/04/08 07:31   >>

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まさか放映終了から2年経って、CDが出るとは。
そんな青天の霹靂企画、
『true tears』のイメージミニアルバムを当然のように購入しました。
僕が『true tears』がらみで動かないのは
連帯保証人になってくれと言われた時だけ!
(どんなシチュエーション?)

true tears イメージミニアルバム ~Nostalgic Arietta~
ランティス
2010-04-07
TVサントラ

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今回の企画は、基本的に「お布施」であり「感謝状」。
そう捉えるのが一番正鵠を射ているように思う。
そもそも、『true tears』のブルーレイ企画が動き出した際、
楽曲提供者という以上に作品に密接に関わっているユニット
=eufoniusさんに対して
ラジオ『こちらチューリップ放送局 えくすてんど』のテーマソング、
同時に最終話特別編・新作エピローグカット用の曲を発注した
…というのが核で。

その2曲にバンダイビジュアル系列の通販サイト
『.ANIME』でのDVD発売時に
オリジナル特典CDとしてつけられていた、3曲を足して
ミニアルバムの形にまで持っていった、という作品なのです。
乃絵、比呂美、愛子のキャラクターソングは
この企画に際して新規に録り下ろされたものではありません。
とはいえ、その事をさしてあこぎだ、と言いたいわけではない。
これまで,ANIMEでの購入でしか入手方法がなかった音源だけに
楽曲それ自体の鮮度は、保たれていると思う。
Blu-ray BOXを手にした人に、まさか
「.ANIMEのDVDを買いなさい!」とも言えないでしょうし
今回、ちょうどいい流れで音源をDVDから解き放った、と言えるでしょう。

ただ、やっぱり「5曲中3曲は、今回用の楽曲ではない」わけです。
定価2200円、ミニアルバムの所までぎりぎり持っていった、
という言い方もできなくはない。

…と、ここまで言っておいてなんですが…

その何が悪い?

と思うのですね。
『true tears』という優れた作品が、
ここまでそれに見合う結果を得られなかった中
こういう形で回収に出て、何が悪いと。
そんな事わかった上で、作品の出来に感謝の念を覚える人は
買えばいいと思っています。

僕らの中には、優れた作品に対して
お金を払いたい、という気持ちがちゃんとある。
もちろん、人によりハードルの高さに差はありますけどね。
今回、同時期に
『true tears』ドラマCDが改めて売れている、という出来事がありましたが
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ランティス
2008-06-25
ドラマ

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これとて、特別編の新規映像の内容が気になったから!!
…いやそれだけではない、と思ったりもします。

もちろん今回、BOXのブックレットで
西村監督が、公的な立場で
「ドラマCDのオフィシャル性」を公認し
同時に、オーディオコメンタリーで高垣彩陽さんが
「ドラマCDも含めて14話」という発言をしたことで。
(そして、その発言に説得力を持たせるような
 断片カットが追加された事で)
ドラマCDをオフィシャルな物語として認識し、
その後押しもあって、
それなら、とお金を出したのでしょう。

でも、そこに「『true tears』にお金を入れてあげたい」
という人たちもいた、いや言い方を変えるなら
単にドラマCDの中身が気になって買った人たちの中にも
どこかに、そんな想いがあった。
僕はそう信じているし、信じたいのです。
だから、今回のイメージミニアルバムも
「それ」でいいじゃないか、と思う。
だって、これこそが唯一の
「Blu-ray BOX以後に出た、Blu-ray BOXに対する評価」
を与えられる商品なのです。
ドラマCDはなんだかんだいって、二年前の商品ですからね。
あのBOXに存在したコメント、特典・・・
或いは、改めて観直して気づいた本編の素晴らしさ。
そういったものへの感謝を
CDを買う、という形で相手と自分に刻みこんでも
いいんじゃないの、と思っています。

楽曲に興味の無い人も、いるでしょうけど…
時にはそれくらいおセンチになりなさいよ!!
自分が本当に素晴らしいと思うものに対して
それくらいの事ができなかったら、あなたの人生
彩り豊かになんてならないんだからねっ!!
(何故かツンデレ調挑発)
…いや、金入れろっていう単純な話じゃなくて!

さて、そういうわけで(笑)
収録曲についてご紹介。

1. 涙の記憶 eufonius

BOX用に新規追加された
13話のエピローグカットで、BGMとして流れた楽曲。
すでにそこで耳にしていたので、ある程度
わかっていたはずなのに
まさかの涙。
どうした俺の涙腺、もっと頑張れよ!(笑)

riyaさんの歌詞が、素晴らしい。
映像に意識をとられない状況で、まっすぐ歌詞に向き合った時
思わずノックアウト。
最初に聴いた時の印象は
乃絵、比呂美、愛子という順番で
それぞれの物語を見つめているように思えた。
「言葉にしなきゃ」は愛子かな、であったり。

でも、きっとそんな具体的に分けられるものではなくて
作品から得たものを、得られるものを
断片的に言葉にしているのでしょう。
そして数々の感じた事を大切にしよう、と
同じ目線の高さから、訴えかけている。
この歌を聴いているだけで、ああお世辞ではなく
eufoniusさんはtrue tearsが好きなのだな…と伝わってきて
その「同士感覚」にちょっと泣ける、そんな楽曲。

僕の解釈では、最後の「ダーン」は
「拡散」の音というか
それぞれが得たものを、キャラクター達は各々の物語に、
僕らもそれぞれの中に持ち帰る、
そのスイッチのように思っています。
最後に流れる「リフレクティア」のコーラスパートは
残響のようなものかな。

2. 肩越しの空 eufonius

ブックレットでも、riyaさん、菊池さんともに
「乃絵好き」を公言しているeifonius。

もちろん乃絵は天使ではなく、ひとりの人間です。
しかし一面をとってみれば、眞一郎にとって
紛れもなくミューズのような側面を持っていた。
彼女が肯定した事で、眞一郎の
向き合いたくないものからの逃避、
という意味も持っていた絵本も。
まさに向き合いたくないしがらみの象徴だった、踊りも。
ともに彼の中に取り込み、本物にする事ができた。
翼のない少年に、翼があると言ってみせた事で
本当に翼が生まれた、とでも言いましょうか。
芸術肌の人には、この辺がビビッドに感じ取れるのかな、と
微笑ましく思っていたのですが、『肩越しの空』も
ずいぶんと乃絵を想起させる楽曲になっています。

その意識があってか、riyaさんの歌い方も
僕の持っている彼女の歌い方の印象より、アタックが強い。
一音一音を押し出すような、無邪気な歌い方は
乃絵を意識してのものでしょうか。
『Angel on tree』もあわせて、eufoniusの乃絵理解は
ほんとうに素晴らしい。

ただ、↑でまさに『Angel』とあるように
乃絵をどちらかというと「与える者」として捉えているのが
riyaさんの乃絵観、と言えるかも。
一方で乃絵自身、眞一郎に与えられたものもあり
これから前を向いて、歯を食いしばって歩いていくのですが…
この曲で象徴されている石動乃絵は
「眞一郎に翼を与えた少女」としての石動乃絵。
やっぱ、芸術家はミューズを見るのか?(笑)
…まあ、この2人の関係は
どちらからみても「見上げる関係」だと思っていて。
これは1年半ほど前に漫研さんにも書きました。
(何気に、重要な視点だと思っています)
乃絵から見た眞一郎、という歌ならば
その互いの立場を入れ替えた関係が、そのまま
眞一郎から見た乃絵でもあるのですよね。

3. もうひとつの空 石動乃絵(高垣彩陽)

高垣彩陽さんが、現代の若手声優の中で…
いや、キャラクターソングが主流になったのは現代だから
もう、声優界きっての、と言ってもいいでしょう。
声優界きっての
キャラクターソングの達人である事は、言わずとしれた事実。

キャラソンの天才。
キャラソンの化身。
キャラソンの悪魔(なんでだよw)
キャラソンの天使
キャラソンの匠
キャラソンマイスター

…といった形容を持つ彼女ですから
※全部僕が今作っただけ
その時点で、彼女が口から発せられるものは
すべて乃絵のそれである事には疑いはない。

ただ。

石動乃絵名義としては、
以前のイメージアルバムに収録されている
『透明な羽根で』が究極クラスに良い出来なので
それと比べると、少し落ちる感はあります。
もちろん、比較対象が悪いのですが。
『透明な羽根で』は、殆どキャラクターソングというもののゴールだと思うので。
あの曲を耳にしてしまっていると、サビの英語詞であったり
「あの言葉を選ばない乃絵が、わざわざ言語変えるかなあ」
といった細かい部分が気になってはしまうのでした。
テーマ自体は『透明な羽根で』同様であり
眞一郎から得たものを肯定的に捉え、前に向かう彼女の歌。
石動乃絵のキャラクターソングを聴いた上で
最終回なりの感想を「可哀想」で終わらせるのは、
それこそキャラクターに、物語に「可哀想」だと思います。
あ、ちょっと揚げ足とり気味ですか(笑)。

4. 雨の夜 虹の朝 湯浅比呂美(名塚佳織)

僕はどうしても、高垣彩陽さんのファンですし
彼女しかモノサシの基準を持っていないので、
どうしてもキャラソンに関しては、厳しい評価になってしまいます。
そして、名塚さんのお歌は…その…
あまりお得意ではない、とは思っていて(笑)。
でも『雨の夜 虹の朝』は相当いい!
僕が聴いたことのある、彼女の歌の中では
一番いいとすら思います。

ちょっと陰のある、それでいて一途で重たい(笑)
メロディラインも、とても、比呂美らしい。
弦アレンジも、音数を込めすぎないピアノも、
まあ言い方が悪いですけど
やっぱり重たい。ポップではないですよね。
でもそこに「言っちゃった…」から「あ、雪…」までの
比呂美のメロドラマとしての側面が、よく表現されている。
比呂美らしい、素晴らしいキャラクターソングだと思います。

それにしても、この歌を聴いていると
本当、恋愛物語としての『true tears』は
眞一郎と比呂美の物語以外の、何ものでもないですね。
その事自体は終始一貫しているのが、また
この作品の素晴らしさなのですが。
元の構成では、眞一郎と乃絵が一緒になる考えもあったそうですが
やはりそこを単純にくっつける
(唯一性が、世界に一つしかない)描き方より
実際描かれた形の方が、ずっと世界の深みを表現できているし
おかげで、恋愛一辺倒の比呂美の魅力も
よく出るという結果になりました。

5. アイコトバ  安藤愛子(井口裕香)

…うん。

誰?(笑)

あ、いや、ごめんなさい!でもこう、愛子か?と(笑)。
将来井口さんがソロアルバムを出す時があったら
この楽曲をセルフカバーするといいと思うよ
…というくらい等身大のラブソングで、
普通にいい曲ですね。
まあ、乃絵と比呂美のキャラクターソングが
各々のテーマに即したものになっているだけに
愛子の歌詞に、そこまでの踏み込みが見られないのは残念ですが
それって普遍性をもったラブソングになっている、という事でもあり…
評価が難しいですね。
でも、愛子だからやっぱり「知らない事」であったり
「想いをかくしてきた事への報い」であったり
「けじめをつける強さ」であったり。
そういう部分を言葉にして欲しかったなと。
まあ、三代吉とお幸せに(笑)。

以上、5曲。
『涙の記憶』で思わず涙してしまったのは
歌自体が泣ける、というよりは
そのメロディが、歌詞が、歌が
僕の『true tears』に対する感謝の念を
思い起こさせる、触媒になったのでしょう。
true tearsの素晴らしさを知る皆さんも、同様に
この曲を、想いを呼び起こす為のツールとして
手元に置くのもいいと思います。

あ、関連商品は少ないんだから
手元に置くならこれくらいは揃えておくんだぜ!

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Tears...for truth~true tears イメージソング集~
Lantis(K)(M)
2008-04-16
TVサントラ

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2008-02-27
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