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zoom RSS 『イナズマイレブン』61話『最終決戦!ザ・ジェネシス・前編!!』の素晴らしき到達点

<<   作成日時 : 2009/12/14 08:29   >>

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『イナズマイレブン』の2年目、
「脅威の侵略者編」が大詰めを迎えています。
中でも61話『最終決戦!ザ・ジェネシス・前編!!』』は、
本当に!素晴らしかった。
1度は触れないといけない、と言いつつタイミングを逸していたら、今回
当ブログの行動指針(?)向日葵にとっての太陽であるところの
声優・高垣彩陽さんがうまい事イナズマ記事をUPしてくれました。
ありがとう!お陰でイナズマ語れます!

応援歌。

さてっ、本日のタイトル、『応援歌』ですが、少し前からの私の応援歌…
それは!
T-Pistonz+KMCさんの「マジで感謝」と「つながリーヨ」です!!
2曲ともイナズマイレブンのオープニングテーマです!
もうもうっ私この2曲が大大大好きなのです!
音楽も歌も詞もラップも、とっても深くて、ぐっと心に突き刺さり、何度聞いても目頭が熱くなってしまいます。

(中略)

さてさて…
イナズマイレブン脅威の侵略者編!!!
いよいよクライマックスです。


彩陽さんに媚びるわけでなく、『イナズマイレブン』の素晴らしさに
魅せられている、という話は以前しました。
彼女が良いと言うから、無理に合わせて良いというのではなく
本当に自分が良いと思っているものが、敬愛する人とかぶるというのは
『true tears』もそうですが、嬉しいこと。
今回のイナズマイレブンで言うと、僕が普段
半ばついったー状態で呟かせてもらっている(笑)
漫研チャットさんで、実際に書き込みもしています。

■■■■2009年12月10日■■■■
ルイ >> 今週のイナズマイレブン、殆ど究極の一話だと思います。
■■■■2009年12月11日■■■■
ルイ >> つーなーがーりーよ♪ひろがりーよー♪
■■■■2009年12月13日■■■■
LD >> 【イナズマイレブン】ルイさんが誉めていた今週の「イナズマ」は本当に良い。展開のボリューム、演出のボルテージに本当に満足感がある。


と、言う風に
書き込んだ翌日に、興奮収まらず
脳内再生されまくっている「つながリーヨ」を書き込んでしまう始末。
実は、観ていて自然と涙が流れてもいました。

それで、今回のイナズマイレブンの中でも
何が特別に素晴らしかったかというと

長期アニメでしか到達できないクラスの「演出の解放感」があった

ここです。
この一点において、物凄く稀有な1話でした。

僕が彩陽さん同様に尊敬する
LDのおっさん(←尊敬してるの?)様が上のチャットで仰っている
「演出のボルテージ」という表現が、使い勝手が良くて
…演出の1つの常道は、単純に言えば
「積んで(溜めて)解放する」。
つまり積み木は積み上げて積み上げるほどに、バーンと崩した時に力が出るし
それは別の例えをするならば、ひたすら力を溜めて溜めて
バッとその力を放出した時、特別な力が出るという言い方もできる。
演出というものは、細かく触れ続ける事が全て「積み」になり
長く時間を置いたものは「溜め」になる。
その溜めてきた時間が何せ長く
その溜めてきた温度が何せ熱かった。
ゆえに、ゲーム的な表現をするなら物凄い溜めパンチが
…いや、作品に合わせると、溜めキックが…
生まれたわけですが、その最も端的な部分が

「豪炎寺の、吹雪へのシュート」。

この61話、もっとも遡ると直列で
13話「決戦!帝国学園・後編!!」と繋がっています。
この1話もまた、素晴らしい1話で
やはり以前、話題にしているのですよね。
その時は鬼道さんの「皇帝ペンギン2号」に魅せられ、ほとんど
そこや鬼道・春奈の演出ばっかり触れていますけど(笑)
一応それ以外の部分も、軽く押さえてはいます。よくやった、昔の俺。
特に、
エースFW豪炎寺は自らが本気で臨んでいる試合だけに、遠藤がそうではない事に気付き…でもお嬢様と違ってフィールドプレイヤーである以上、フィールドでそれを指摘しようとした。


※あ、円堂の字間違ってる(笑)

この部分が大事で、長く寝かせ続けてきた
「フィールド上での不実は許さない、豪炎寺」というスタンスが
長い時間を経て再び現れる所に、作品ファンはグッときてしまう。
今回、吹雪の復活ストーリーにおいて
豪炎寺は、一応彼に助言めいた事はしている。
でも、それは
「完璧になりたいのなら、必要なものを間違えないことだ」
という謎かけのような一言だし、その言葉の真意について
吹雪と問答したりはしない。
やはり、彼の徹底したスタンスとして
「フィールドプレイヤーとして、全てがフィールドにある矜持」が存在する為
その答えは吹雪がフィールドで、自発的に見つけるものだと思っている。
だから彼はそれ以上何も言わないし、何も言わないのに
フィールドでの気の抜けたプレーだけは、許さない
(ドテっ腹に必殺シュート)。
…なんという長期に渡って「通った」豪炎寺観だ!!
この演出だけで、僕はもう胸いっぱいでした。

13話が放映されたのは、2008年12月28日。
そして今回の61話は、2009年12月9日。
つまり1つの演出ポイントについて、誇張でもなんでもなく
1年という時間のエネルギーを全て「溜め」に注いでいるわけで
演出のボルテージも高まるに決まっている。
溜めは「解放」を伴わないと、ただの「気付かなかった演出」ですが
今回ソレにばっちりと応えてみせた事で
イナズマイレブンは、名実ともに
1年スケールの演出力を纏った作品になりました。
現在アニメ企画自体が縮小化傾向で、3ヶ月・1クール作品が増えているだけに
この、時間の力を直球で注げるというだけで、物凄く稀有です。
1つテクニックとして「コードギアス」「ガンダム00」のような
分割クール形式の作品が、放映されていない間の時間を
積み上げに使う
(その為には、2期目は時間経過しているのが望ましい。
ホワイトアルバムやアスラクラインの組み方では、単に
「一時停止したまま数ヶ月経過・再開」になってしまう)
やり方も生まれましたけど、やはり実直に、1年地続きで
演出が繋がった時のエネルギーは、また格別です。

ちなみに13話と61話、脚本家が同じ
「山田健一さん」です。当時の記事でも触れました。
僕は、この回の主要スタッフの皆さんが、この作品の「ローテーション・エース」だと思いますね。脚本の山田さんは僕の好きな6話「これがイナズマ落としだ!」の方、コンテの矢野さんは本作初登場、演出の山田さんは2話「帝国が来た!」の方、作画監督の松坂さんは1話6話そしてこの13話と、完璧に「メイン回」用の方。1クールじゃそんなの見つけてもすぐ終わっちゃいますけど、2クール、理想を言えばそれ以上の長さを持つ作品でそういった自分にとっての「エース」スタッフを見つけると、鑑賞が更に楽しくなると思います。まあ…ある程度面白い作品じゃないと、そんなもの見つけようとすら思いませんけどね。イナズマイレブン、とても面白い作品です。


ここまでほかにも優れた回は沢山あったので、当時ほど
「ローテーション・エース」的な考え方はしていません。
稲荷さんの気配り脚本も、僕を十分シビれさせてくれる。
ただ、やはり長期的な作品を、スタッフを軸に眺める見方は楽しかった。
山田健一さんは、役割分担としては「解放」の人なのでしょうね。
試合の中で溜めてきた演出が決まる、その「動」の勝負回を
担当することが多かったように思います。

以下、素晴らしきポイントの数々を指摘。

・瞳子監督の叱咤

これは豪炎寺の1年積みに対する、瞳子の半年積み。
侵略者編を眺めてきた瞳子の視点は、視聴者のそれでもある。
半年の解放と1年の解放が、同じ1話で表現されちゃ
…そりゃ、年クラスの一本になります。
ちなみに、雷門の司令塔である鬼道さん
彼自身がムードを変える力を持っているのに、この1話においては
「まずい」→「たった一言で雰囲気を変えた!」と
瞳子を認めるスタンスを取っているのは
今回が「侵略者編メンバーの到達回」だからで
それは次のポイントにも現れています。

・「パーフェクト・タワー!」

先ほども出した、この記事
まず、「ザ・タワー」「ザ・ウォール」の削り壁役仲間として
壁山とワンセットで、ガツガツ大食いをしているような時もある。
いつか合体ワザ出来ると思ってるんだけどなぁ…。

と触れていた部分、実際は壁山とではなく
綱海と小暮との合体技「パーフェクトタワー」として結実したのは
やはり、彼らが「侵略者編メンバー」だからなのですよね。
エイリア学園編が終わったら、彼らは元いた場所に帰るのかもしれない。
だからこそ、途中参加組の成長や団結を一挙に出してきています。

・「頼むで!」「また一緒に風になろうぜ」「わかってくれたんだ」

実力及ばず、吹雪と交代させられるリカはある意味カワイソスですが
ここで吹雪とタッチする、というワンアクションを挟む挟まないでは
まるで違ってくる部分。彼女もまた、想いをつなげた雷門メンバー。
そして吹雪の演出に関しても、フィールドプレイヤーから一歩進め
「FWだけの世界」で組んでいるのに味わいがあって…
この世界には、あの円堂すら立ち入る事ができない。
彼らにできるのは、ボールを回す事であって
そこから先はリカ、染岡さん、アフロディー、そして豪炎寺。
FWと呼ばれる者たちで展開される、吹雪物語。

サッカーというスポーツは、どんなにいいサッカーをしていても
最終的にFWが仕事をしなければ、結果に繋がらないスポーツなのです。

「お前には聞こえないのが、あの声が」

最初はSEだけだった所に、息遣いが入ってきて
それはセリフとなり、最終的に円堂のパスに繋がる。
円堂のパスは皆の想いとシンクロし、皆の
「吹雪!」という叫び、それを受け取る吹雪を包む光…

このあたり
音響・作画の演出クオリティが高すぎて、もう何も言えねぇ(涙)。
もう涙ボロボロです。

本編中「つながリーヨ!」

『イナズマイレブン』の本編中で主題歌が使われる時は
いつもバツグンに演出が高まった、素晴らしいシーンでしたが
今回の吹雪がマフラーを取るあたりは、完全に涙腺決壊。
それを見つめる最初のカットが瞳子というのが、また素晴らしい。
彼女はやはり、侵略者編の視点の置き所だったし
侵略者編は、大きくは「吹雪と瞳子が踏み出す物語」でした。

宮野真守さんの演技、色々見てきましたが
この回のこの演技、僕の観てきた中で
彼のキャリア・ハイだと思っています。

「お前は1人じゃない!仲間がいる!お前を支え、ともに闘う仲間が!」

吹雪を取り巻いていた「完璧になること」の物語の答えは
「完璧になるには、完璧でない事を認める」とでもいいますか…
自分だけでは、完璧たりえない事を心の底から認め
だからこそ、仲間と互いを補いあい、前に進む。
完璧には、物理的には永遠にたどり着けないかもしれない。
けれど、皆でその、
届かぬ完璧を目指し続けるその精神状態自体が
1つの「完璧」。

だからこそ、覚醒した吹雪のファーストプレーは
彼のテクニックを披露する場面でもなんでもなく
「豪炎寺とのワンツー」。
普通、覚醒したらまずその力を見せたい所だけど
今吹雪に求められるのは「頼りあえる仲間がいる」事。
この素晴らしさを理解できない人は
…もう…イナズマみんな!!!

スイマセン。興奮してしまった。

このワンツーは、30話台で染岡さんと吹雪が育てていた
「風になる」の答えであると同時に(3ヶ月積みも入った!)
「フィールド(ボール)に全てがある」豪炎寺らしく
発言は、直接口を開いて行うものではない。
豪炎寺は喋ってはいない。ワンツーでもって伝わった、想い。
素晴らしすぎる…素晴らしすぎる…。

※野暮ですが、だからゴールを決めた後の吹雪
 「ありがとう、豪炎寺くん」にも豪炎寺は言葉を返さない。
 凄い、凄い。

・終わらない「つながリーヨ!」

これは音響レベルとの演出が、完全に一体化している凄い所。
音響監督・三間さんの大仕事と言うべきか、
いや監督はじめスタッフが皆、もうそこを向けているのでしょう。

吹雪の新技「ウルフレジェンド」が決まった所で
BGM「つながリーヨ!」を一旦終える手もあるのです。
しかしそれを流し続け、立向居の「ムゲンザハンド」進化へ。
(…立向居、お前『エルフェンリート』の世界いけるよ…)
吹雪を1番、立向居を2番へと繋げた
「つながリーヨ!」…今確認の為に再生していましたが
やはり、涙がボロボロに出てしまう。
本当の本当に優れた演出は、何度見ても心が震える…。
それを称えるのが、彼と物語をつむいだ綱海であるのも見事
また、目金の命名パートを挟むあたりも殆ど神域です。

ちなみにこの「つながリーヨ!」って僕、大好きなのですが
1番好きなのは、サビでのベース。
立向居がムゲン・ザ・ハンドを放つ時の
「人と人が繋がってく 愛の力が広がってく」の後ろに流れる
ベース・ラインが完全に俺の涙腺を壊していくorz

※「心の橋」であるとか、全体的に
ジョン・レノンアンサーっぽい所もステキだ。

・本当の力は、努力して身につけるものだ!

これは単話の演出というより、構成のヒキですね。
今回のキャプテン今日の格言でもあるこのセリフ、実は
ジェネシスも努力している、という引っ掛けが生まれています。
どうやら、エイリア石の強化はジェミニ・イプシロン等に行われ
それを相手に特訓したジェネシス、それ自体は
真っ当なプレイヤー、という事らしい。

…真っ当な特訓で空飛んだりする連中SUGEEEEE!!!!!

コホン。
ジェネシスが、円堂のロジック通り
「努力して身につけた本当の力」であるという事は
これまでイナズマイレブンで流れてきた
「反・ドーピング」的なテーマを一段越えてきた事になる。
「神のアクア」に象徴される、糾弾すべき
反則行為は、行われていないわけです。
…というか、強い敵に立ち向かう事で、強くなったという点で
雷門とジェネシスには大差がない、という事になる。

事ここにいたって、作品のテーマは急激に一段上に進み
「サッカーをただサッカーに取り戻す為の戦い」とでもいうのか
純粋に楽しむ為のサッカー、政争の具からの奪還、という
フェーズへと進む事になりそうです。
そうすれば、ジェネシスともきれいに融和できそうですしね。

・「スーパーノヴァ!」
…。
とーおーくー、とーおーくーへとー♪

イカン、ここまで純粋にイナズマ評価してきたのに
思わずあやひーファンブログとしての正体がorz

いや、単にスフィアのすぱのば♪に繋げたかったのではなく
このあたり、吹雪の「ウルフレジェンド」も
塔子・綱海・小暮の「パーフェクトタワー」も
立向居の進化した「ムゲンザハンド」も…
勿論グランの「流星ブレード」も。

劇的に生まれた必殺技が、全て潰されていっているわけで
この贅沢感というかな、戦いのステージが
一気に上がっていってる様には、胸が熱くなってきます。
今回、結局残った技は「スーパーノヴァ」だけで
吹雪の復活という劇的なフェイズを挟めたにも関わらず
次回、再びジェネシス優勢という所からのスタートになる。

守備で言えば、全員の技の合わせ技で防ぐのか
或いは円堂復活のウルトラCもありえるか。
攻撃で言えば、前半存在した
豪炎寺のファイアートルネードパスを
「1度トラップし、エターナルブリザードにつなげる吹雪」というのも、
2つの力をかけ合わせてはいない、
合体技の布石と思える演出なので、それがどう結実するか。

来週への期待感も高まるばかり。
最高の到達点であり、最高のヒキであるすさまじい1話でした。

この1話に震えないようでは、アニメなんて観てたって仕方ない!!
…事もないけど(笑)ガッツリ震えましょう!本物の1話に!
観ていないアニメ好きの人は…観なさい!!!

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