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zoom RSS トラバ記事for『フレンズ』 TV版今日の5の2「ニセモノ」に宿った「ホンモノ」たちへ

<<   作成日時 : 2009/10/20 07:56   >>

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※何気にFriendsを出汁にしたTV版『今日の5の2』評です。

TVアニメ『今日の5の2』から生まれたユニット
「Friends」の卒業ライヴ
『Friends Final Live〜Graduation〜』
が行われ、河合ツバサ役の高垣彩陽さんも参加されていたそうです。

フレンズ。

言っても栓ない事ではあるのですが、正直に言いますと
当初、ツバサ役彩陽さんやコウジ役山戸さんが参加されていない
「フレンズ」に、少し企画としての不足を感じていました。

※ユニット否定をする気はないので
 この文章の趣旨は「6人じゃダメだった!」ではなく
 TVアニメ版今日の5の2を探るというものです。

本当は、本当は8人の大所帯であると
形としても最も美しかったのだろう、と素直に思った。
そうしなかった、できなかった理由は色々あるのでしょう。
特に彩陽さんの場合、Friendsに少し遅れて
Sphereを結成したわけですし、
スケジュールの都合が合わなかったのかもしれない。
その上でユニットとしての形を整えるため、どうするかという時に
(彩陽さんだけ抜いちゃうと、いかにもだし)
コウジとツバサを抜いた、リョータ+女性陣
という構図で纏める事を選択したか。
それとも、あらかじめ
リョータ+女性陣という前提で企画を組んだか…
それでも、問題はないように思えるかもしれません。
実際、この「リョータ+女性陣」という組み合わせは
原作「今日の5の2」を考慮した段階では、至って自然だったのです。

原作でのコウジとツバサは、
特別描き込まれたキャラではなかったし
それは原作をある程度忠実に映像化した
OVA版『今日の5の2』、そのタイトル画面からも窺えます。
画像

※ツバサ、コウジ抜きの図が多い

「漫研」様で書かせていただいた

今日の5の2 キャラクターの違いにみる構成脚本

でも触れたとおり、「今日の5の2」の原作基盤には
リョータ1人にクラスメイトの美少女が絡む、という
ハーレム構造が存在していた。
そのままなら、フレンズの6人という選抜は寧ろ正しい選択と言える。
では、それなら何故、僕は当初不足を感じたのか?

A・お前が高垣彩陽しか見てないレベルのファンだから

せ、せいかーい!!
って、いや、そうだけど、そうじゃなくて(笑)
それは作品考察とはまた別次元の感情ですし
ツバサに限らずコウジもいて欲しい、と思ったのですよ。
つまり、言いたいのは

原作連載時点でも、OVA化された時点でも
その時にフレンズが結成されたなら、6人である事に
違和感を覚えはしなかったでしょう。
それは、6人が核である、という組み方をしていたから。
しかしTV版を観終えたからこそ、6人に
2人の不足を観てしまう。それは即ち
TVアニメ版の『今日の5の2』では、
ツバサもコウジも不可欠な存在になっていたのであり、
原型に存在していた
男1女多数のハーレム構造的なものを更に薄めた、
8人核の形こそがTV版5の2の特徴であり、
同時に、それこそがTV版5の2が良作たる理由だった
、という事です。
だから、2人の不足を感じるのは『Friends』へのケチではなく
寧ろTVアニメ『今日の5の2』への賛辞という事になる。

ユニットは6人の形を取っているけれど
ツバサもコウジもいてこその『今日の5の2』だよね!!
という段階まで持っていけたこと自体が、TV版の功績であり
原作やOVAでは足りていなかった部分です。
実際フレンズ卒業ライヴでは、彩陽さん山戸さんのお2人も
ビデオメッセージを寄せられたそうですし、言い換えれば
それを流せる、いや流さないと締まりきらない形こそが
TVアニメ、『今日の5の2』の到達点なんですよね。
あやひーファンとしてこういうのも失礼ですが
山戸さんがされたという
リアルトランプ芸こそ、一番観たかった…(笑)。
※ツバサきゅんも大好きだけど、やっぱTV版『5の2』は
 コウジが扇の要に思えるので。

2人が含みなく応援することで、
Friendsの6人という形も自然になっていきましたし
結果としてFriendsは正しく
6人ユニットとして、完成したのでしょう。
上記したように、この6人が選抜されたこと自体には
本人たちの与り知らぬ所での、大きな
企画としての、上の判断というものが存在したはずです。
そういう意味では自然発生的なユニットでは無い。
しかし、じゃあそのユニットは、その発足部分をもって
「ニセモノ」なのか、と言えば
あやひごとからも読み取れるとおり、答えは「NO」になる。
出だしが大人の打算的な「企画」と呼べるものであったとしても
そこに真実の想いが宿る事がある。
ビートルズだって、リンゴスターは上が勝手に追加したメンバーです。
それどころか、ビートルズの対抗馬としてアメリカで生み出された
モンキーズは、作詞作曲含め全てが企画された人工ユニットですが
しかし、最終的には歴史に残る「ホンモノ」を生み出した。

Daydream Believer The Monkees

『魔法を信じるかい?』に出会うまで
人生で一番好きだった曲。
最後の繰り返しサビに入る時
笛のような音色のホーンが入るのだけれど
その音色で、涙腺が決壊しそうになる。


様々な意図や偶然、本人の望みとは無関係な状況が導いた今だとしても
そこに全力で注力した以上、それは「ホンモノ」になる。
ニセモノかホンモノかを決めるのは、生まれや出だしではない。
その事をデビューシングルタイトルから卒業ライヴまで
存在そのもので、主張できたのではないかと思います。
Friendsの皆さんお疲れ様でした、ですね。

そしてそれは、Friendsに限った話ではなく
TVアニメ『今日の5の2』全体にも当てはまる話。
アニメは大きく分ければ「オリジナル」と「原作モノ」に大別されますが
やはりそういった枠組みは、その作品の
ニセモノかホンモノかを決めるポイントではない。
『今日の5の2』は、紛れも無く原作モノながら
しかしてその選択は、オリジナルな輝きを放っているし
そして一方で、原作至上主義的な見方をした場合
TVアニメ版の5の2は、それとはかなり道を違えており
そういう意味では「ホンモノ」原作に対しての「ニセモノ」かもしれない。
でも、観てみればわかるように、TV版もまた「ホンモノ」の良作。
寧ろ、最もエバーグリーンな輝きを放つのは
このTVアニメ版だとすら思います。
監督の功績と言うべきか、脚本陣の持ち寄った
「普遍的なあるある感」が、原作の可能性そのものを覆い
越えていった功績第一か…
いずれにせよ『Friends』も『今日の5の2』も
レッテルに立ち向かって、その姿勢と結果でもって
ある角度からのニセモノでありながら、ホンモノになった。
見事な企画ユニット、見事な原作付き実質オリジナルアニメでした。

あやひごろのFriends話題キッカケに、
良作『今日の5の2』について語らせてもらいました。
ちょっと強引だったでしょうか。
1クールアニメの良作を思い出す時、外せない作品なので
1度評価はしておきたかったのですけど
まぁ、声優・高垣彩陽さんを応援するブログとしては
記事を読んだら咄嗟にこういうこじつけ方をしちゃうんだぞ、と。
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講談社
桜場 コハル

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DVDだけで売っておくれよ…orz

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