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zoom RSS ○○の傑作、『イナズマイレブン』

<<   作成日時 : 2009/10/02 21:15   >>

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声優・高垣彩陽さんを唯一と見定めて応援するブログではありますが
それとは無関係に『イナズマイレブン』を評価しているブログです。
け、決してあやひーに媚びてるわけじゃ、な、ないんだからねっ!
勘違いしないでよねっ!

じゅーがつ。

ここでツンデレ風味にすると、本当に媚びてるみたいじゃないか…
いや、大真面目に。
楽しみにしている小さな瞳や小さな耳が
アニメから何を感じてくれるのか、何を学んでくれるのか…

彩陽さんの意識されている、小さな瞳、小さな耳
ではない、大きいお友達であるのは申し訳ないですけど(笑)
本当に優れたものは、子供向けであろうが大人向けであろうが
優れたもの、であることに違いは無い。
「子供向けだから○○」という論理で物事を考える人がいるならば

…いいものは、いいんだよ?(´・ω・)
物事の良い悪いを判断するのは大事。
すべてが素晴らしい、というのは美しいし
ある面真理ではあるものの、一方で
「まずい」を知らないと「おいしい」とは言えないというか…
良しあしを考える事自体に価値はある。
けれど、その理由を「子供向けだから」とか
よくわからない所で世間様の枠組みに預けちゃいけません。
「○○だから」は、自分の内に問いかけ
ひねりだすものです。

さて、話を戻してイナズマイレブン。
彩陽さんの財前塔子が加入する前から、ずっと高評価しています。
但し、今年の4月
夜に放送時間を移したあたりから
更にもう一段階、ブーストがかかった。そうも思っています。
これも、別にあやひーがいるからーって事ではありません。
もちろん、その事実でもって
個人的な視聴テンションは上がっているものの(笑)
作品評価は別の話。

まず。
イナズマイレブンは、テーマで語る作品ではない。
せいぜい「サッカー(チームスポーツ)は素晴らしい!」であるとか
まっすぐ、ひたむきである事の良さを謳いあげるであるとか。
それくらいでしょうし、何か世界や人間を覗いたような
特別なテーマを抱えた作品ではありません。

文字と戯れ、思考・考察を娯楽とする人は
どうしてもテーマ重視の面がある。
作品全体の持つ指向性…1つのテーマに向かう作りに
たまらない美しさを覚えるし、それを評価することを好む。
それ自体は自分も否定しないし、これからもそうでしょう。
宣言してしまえる。「作品の持つ構造・テーマが大好物です」。

ただ、だからといって
その視点だけが素晴らしいものを見つける
唯一の視点ではない。
そんな単純な、しかし
忘れてしまいそうになる事実を思い出させてくれるので
自分としても、今
『イナズマイレブン』が、放映中作品の中で最も素晴らしい!!
と言えるのは、それ自体が有難い事。
考える作品を愛で、考えながらも
単純な「テーマ勝負」では押し負けてしまう
こういった作品を最上位に置けるのは、
自分の精神のバランスを取ってくれる意味でも
本当に助かっている。感謝感謝です。

さて、ではその『イナズマイレブン』の何が優れているか?
という部分。それは、当ブログの応援する
声優・高垣彩陽さんともおおいに共通するものです。
2つの傑作
…高垣彩陽さんは人なので、「傑作」って…とも思いますが
人は、その人を形成してきた家族、日々、人々…
そういったものの「作品」でもある。
というわけなので、ここはザックリと2つを並べてしまいましょう。
本当なら、ここで「その共通点って何?」と
次回にヒイて、クイズにでもしたい所ですが!!
あまり考えて並べたわけでもなく、すぐボロが出るので(笑)
ここは勢い重視、サクサクと言葉にして。

『イナズマイレブン』は、

想像力の傑作であり、
配慮の傑作であり。
気配りの傑作です。


まさに同業者からも「気遣い、心遣いの人」と言われる
彩陽さんと共通するNE!←若干強引
以前、彼女はラジオにて
電車内での飲食の話題になった時
「名前も知らない方への、想像力を持つ」
というガチ回答を行っておりましたが
それに通じる話でもある。想像力なのです。

今回、「あやひごろ」にて彩陽さんが
言葉やお芝居のひとつひとつを、
とても慎重に作って下さるアフレコなのです。

と仰られていますが、「慎重」はある程度我が意を得たり。
それはおそらく、アフレコに限った話ではない。

単純に言ってこの作品は「意識が行き届いてる」。
その行き届きっぷりが、イナズマイレブンを
特別な傑作たらしめています。
少年ジャンプ黄金時代の系譜でもある
熱血必殺技アニメとしても面白い。それは確かですが
『イナズマイレブン』の魅力を1つ述べよ、といわれたなら
必殺技でも、展開でもなく
やはり想像力、気配り、配慮。そういった言葉が出てくる。
「このシーンでは誰がどこにいて、何をしているか?」
という事に対しての意識が、物凄く高い。
これほどまでに多人数の扱いに長けたアニメは
そうそう出てこないでしょう。

現在の物語の作り方、その基本は「記号」であり
関係性もデータで予め組み立てるものが主流。
キャラクターごとに属性・特徴を与え
更にキャラクター同士の相関図も、作ってある。
誰だれは、誰だれと一緒につるむ、であるとか…
こういった積み重ねが、キャラクターの存在感を産む。
イナズマイレブンでも、例えば春菜と鬼道さんの組み合わせ
一之瀬とリカの組み合わせ
目金と壁山のコンビ、一之瀬、土門、秋の幼馴染トライアングル
などなど、土台となるユニットは組み立ててある。
この時点で、個別のキャラ個性のみに注力し
キャラ同士の動かしを意識していない作品とは、モノが違う。
現代で、ある程度の多人数での会話劇を作るなら
殆ど必須のテクニックといってもいいと思います。
『コードギアス』あたりが代表格。

けれどイナズマイレブンは、そこに留まらない。
ある程度の組み合わせの線は植え付けながら
その上で、それにこだわりすぎない、それ以外の組み合わせも作る。
しかもそれは、セリフや展開だけに依らない。
脚本で書かれているであろう、セリフや行動に限らず
ひょっとしたら絵コンテで描き足したのでは?というような
画面のハジにいるキャラまで、キャラが
思い思いの位置で、思い思いの行動を取っており
それが、デジタル管理された「キャラ造形」を更に一段進めた
血肉を持ったキャラクターとしてのナチュラルさを纏っています。

こんな作品、なかなか観られません。
その理由は単純、週アニメではここまで作りこめない。

ストーリーのメインに意識が行き過ぎれば
脚本は大事なセリフを喋る、展開を担うキャラばかり触れてしまう。
コンテ演出もそれに異を唱えず従うだけなら、脚本に指定された
ドラマの中央だけを集中的に捉えたコンテを組んでしまい
画面端のキャラクターまで意識が回らない。
もちろん、アニメーターもそう。
アニメーターがしっかり脇の情報も描き込むからこそ。
脚本家に意識がなければ始まらず
コンテがその意を汲まなければ、表には出ず
コンテが意を汲んでも、アニメーターが応えなければ
カットごとの負担を要求するコンテ、そう長くは続けられない。
全体に対する要求レベルが高すぎて、
どこかに信頼・あるいは意思疎通が欠けていると
こういうフィルムとして、表に出てこない。
それくらい難しい事を、平然と行っているように思います。

ストーリーが深く絡まった作品だと、セリフのひとつひとつを吟味する為
当然要求される、そして当然皆行っている全カットへの集中。
ところがイナズマイレブンの場合、話の筋自体は
若干の「超展開」がありつつもある意味王道、読みやすいのに
画面作りがその筋に甘えて&留まっていない為
まったく関係ない、キャラクターごとの情報が気になって
画面から目を逸らせない、という状態になっている。
特に今年4月、放送時間引越し以降…
即ち宇宙人編、同時にイナズマキャラバン編になって以降は
人数が更に増えた事、そして
スタッフもイナズマ世界に慣れた事もあってか
意識レベルがまた一段上がっています。

声優・高垣彩陽さんを応援するブログですから
キャラクターを財前塔子に絞って、軽く思い出してみましょうか。
(ただし雷門イレブンなら、誰を見ても感じられることです)
塔子のキャラクター属性としては
「守備要員」
「ミッドフィルダー」
「鈍感、男勝り。でも小さい女の子」
「若干大食い系」
「円堂大好き(ただし仲間として)」
あたりが存在するのですが、どれか1つに頼っていない為
各カットごとに、それぞれのコミュニティや特徴で
色々な位置・行動をとっており、それが複合的に組み合わさることで
キャラクターの厚みを生んでいる。
単純な「塔子だからこうだろ?」という型が1つではない為
毎カット、瞬間の違和と、その直後の瞬間の納得が
組み合わせで起こり、それが細かな快感を産み続ける。

ザッと振り返っても
まず、「ザ・タワー」「ザ・ウォール」の削り壁役仲間として
壁山とワンセットで、ガツガツ大食いをしているような時もある。
いつか合体ワザ出来ると思ってるんだけどなぁ…。

かと思えば、イナズマキャラバンのバス内では
※あの座席位置、初出時からメチャクチャ面白いです
なんと、
「変態ドレッド」こと!
「メガネの怪人」こと!!
「マントはセーフだ(?)」こと!!
鬼道さんと並んで座るというビックリ配置。
…鬼道さんすいません(笑)。
ええっと、「天才ゲームメイカー」ね(笑)。

※なんか茶化してますが、鬼道さんは
 「思わずさん付けしてしまうキャラ」の1人です。
 染岡さんとか。

最初は驚きましたが、これは塔子が
「実はミッドフィルダー」だから、なのでしょう。
ドリブル阻止にも使われる「ザ・タワー」ながら
基本、相手の必殺技を受け止める
(しかも受け止めきれず、タワー崩落するけど威力弱めるw)
という型がある為、イメージはディフェンダーなんですよね。
実は前目のボランチみたいな位置にいるので
カテゴリーとしてはミッドフィルダーであり、
前線へのパス供給地点であり
第二の司令塔のような位置、なので
そのサッカー哲学を語り合い、吸収する意味で
鬼道さんの隣、というのは味わいがある。

とはいえ、彼女も女の子であり、
男らしくいたい!と考えているわけでもないので
(単にオープンマインドなだけ。男だから女だから、の
意識がないから、女性相手に疎遠になるわけでもない)
リカとバタフライドリームをきっかけに、接点が増え
(男女に敏感すぎるリカと鈍感すぎる塔子の凸凹コンビ、という
組み合わせの妙もある)
例えばチームでババ抜きをするとなれば、
円堂とリカの間に座るわけですし
そのリカが、外出時ダーリン一之瀬と行動しまくる場合は
リカに固執する必要はなく、マネージャーの秋と
自然に行動を共に出来る。
(で、ちっちゃい男子と勘違いされて、地元民にザ・タワーかますw)
最近では綱海との異性気にしない爽やか馬鹿という線も増え、
キャラクターの充実度は増すばかりです。

こういう面白みが、塔子に限らず
あらゆるキャラクターにあるのが、今のイナズマイレブンの凄みで。
先ほど話に出た「ババ抜き」に注目すると
円堂からカードを引いたテクニシャン、一之瀬が
かっこいいカードさばきでもって、天才・鬼道さんに
ババを引かせる事に成功する。
さすがトリックスター一之瀬、凄いぜ。
しかしその直後、コンテは鬼道さんをアップで捉え
その悠然とした、微笑みすら交えた語りを映す。
さすが鬼道さん、動揺を読ませない。
→立向居、思いっきり引っかかってババ。
 今度は鬼道と違い、真っ正直なので「ババー!?」と叫ぶ

※ちなみにこのババ抜き、参加していない人は参加していない人で
おそらくDF寄り合い気味に、壁山は吹雪(DFの方)と
目金は土門とつるんだりしている。

こういう行動が、本筋
(=綱海凄かったな、という話題)とはまるで無関係に
同時進行的に行われている。
勿論本筋でも、例えば風丸の
自信→挫折→再び自信→喪失→焦り
なんてプロセスは、秀逸の一語に尽きる。

1度特訓の成果で追いつく、という過程を挟むからこそ
その直後、更に別次元に破れる、という事への
風丸の絶望感を上乗せで演出る。
しかも、その特訓ですら
その前にあった「神のアクア」(ドーピング)
への誘惑を口にさせ、それを打ち消して得た成果だったのに。
敗北→甘い誘惑→乗り切って特訓パワーアップ
→勝利=これでいいんだ!→更なる敵に大惨敗
→やっぱりダメなんだ…無駄なんだ…
この組み方だけ見ても、見事すぎです。

このように、あらゆる観点からみても
まるでスキがなく、意識して観れば観るほどに面白い
奥深き『イナズマイレブン』の世界。
目立つテーマを有していないため、語られる機会は少ないかもしれませんが
これが今、最も優れたアニメーション作品だと思いますよ。
マンガと違い、画面サイズ一定=コマのサイズ調節がない為
どの画面でも、同様に情報量を詰め込めるのが
アニメーションの良さで。
代わりに尺があるのですが、その尺をネガティブに
「どうせすぐ次のカットに行くから…」と雑に捉えるのではなく
カット数だけ情報を詰め込める!と、
上記のような情報を入れ続ける。
これがアニメーションの、力技における
情報の飽和点、という感触もあります。

逆に言えば、ほとんどの作品はここまで作りこめないから
記号や脚本(セリフ)の仕掛けのみを発展させていくんですけどね。
イナズマイレブン、つくづく凄い作品です。
この作品、セル&レンタルDVDになるのが凄く早い作品で
既に40話近くまで、しかも
1枚4話くらいのペースで収録されてますから…
深夜アニメばっかり意識して、見逃してたよ☆
といううっかりさんは、是非とも鑑賞をお勧めします。
これを観ないで、08〜09年のアニメは語れない!!

こともないけど(笑)、もったいない!


イナズマイレブン2~脅威の侵略者~ ファイア
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