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zoom RSS トラバ記事for『かなんとまにまに。』 宙のまにまに編・星空ループ

<<   作成日時 : 2009/09/27 20:47   >>

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声優・高垣彩陽さんを応援しているんだけど
『宙のまにまに』は姫の姉が出たところで
「よーしノルマ終了(何の?)、後は終わったらゆっくり観るZE」
などと思っていたら準レギュ気味なサブをやっていたと知り
あやひごろ更新時から今日まで
赤い目(涙目と徹夜目)で「宙まに」を
最終話まで一気見していたブログです。

かなんとまにまに。

いくつか気になる部分はありましたが
全体的には、面白かった。
いきなり自分語りな自慢話をさせてもらいますと
僕、星にはとてつもなく恵まれた場所で育ってます。
こんなところ。
こんなところ。

なんと、街そのものが星。
神社にまで星。
公園全部星。星。星。
実は星尽くしの場所で育っているのです。
彩陽さんが演じられていた、高見女子高の星猛者コンビや
美星なら、よだれを垂らしてしまうような場所かもしれません。
ただでさえ北は空気が冷えていますから
冬の夜空は美しいのですが
その上にこのナチュラル星猛者っぷり。
「今日は地球で遊ぼうぜ!」「明星でいいよー」
こんな会話が素で行われておりました。
あまり大きな町でもないのに、公園
ムチャクチャ多かったのでね…。
現在では開発が進み、ベッドタウン的な匂いも増しましたが
僕が子供の頃は、札幌と言っても小樽に近い場所で
夜は光も少なく、本当に暗かった。
(コンビニ暫く無かったしな…)
そも、都会の皆さんにはまったく想像できないでしょうが
友達の家に遊びにいくのに、30分以上歩いていってましたからね。
冬休み、親友と遊ぶ時のスケジュールは
朝10時頃、家を出発して
11時頃、到着して
昼飯いただいて
7時くらいまで遊び倒して
そっから1時間歩いて帰る、という。
…今じゃ想像できねぇ(笑)。
積雪10センチ以上の場所でしたし
都会ではないので、除雪車もあまり通っていなかったので
基本は歩きか、スキー板で移動する。
間にはスーパーも本屋もなく
民家もない、林の中を抜けていったりしていたので
街明かりにまるで煩わされない、夜のクリアな星を
当然のように見てきた人間なのです。
特に夜、帰宅する時の1時間は
延々と星を見ていましたよ。星しか見えなかったし。
それが少しは自分の性格に
良いものを与えていればいいのだけど…トホホ(溜息)。

そんなこんなで、星自体には親しみがある。
親しみというか、もう、半ば血肉?
それもあってか、楽しませてもらいました。

星空と言う「変わらないもの」・・・
正確には星空もまた、万物流転の理に従い
変わり続けているのですが。
そのスパンがあまりに人間のソレとかけ離れている為に
僕らは、変化を感じるより悠久を感じてしまう。
そんな1000年単位での「変わらなさ」を
1年単位で簡単に激動していく僕らが
「変わりながら」「変わらずに」愛で続けていく。
それを、学生生活という状況に当てはめると
当然そこには進級、卒業といったものが絡んでくる。

よって最終話、ロマ先輩が卒業し、皆は進級し(変わる)
しかして新入部員勧誘自体は大体1話の繰り返しであり
サブタイトルが「星空ループ」(変わらない)
というのはいかにも作品に自覚的で、素晴らしい。
単純な話、変わるものと変わらないものの対比ですね。
どちらかを強調するほどに、もう一方も尊く見えてくる。
「数学ガール」ほどではないですけど、これも
構造レベルでうまいな、と思わされるものがあります。

一応「青春恋愛ラブコメディ」としての視点でいけば
サクちゃんと美星の、恋愛とすら認識しないまま
互いを不可欠と思っていく
(姫だけ、それが恋愛フィールドの範疇だと気付いちゃってる)
…というヤキモキが、作品の背骨ではあるのでしょうけど

正直、星の前ではあんまり気にならないというか(笑)

作品としては、数年前アニメ化していた演劇部アニメ
『ひとひら』のあたりを突いた方が正しい気もするのですよね。
つまり、美星も一年先輩なのだから、ロマ先輩同様
この日々を重ねた先、卒業してもらっちゃって。
魅力的な新入生も入れ。
サクちゃんや姫たちが3年生となり、卒業し
後輩たちに星空ラブを継承させていく、と。
そのひと巡りを描いちゃえばいいようにも思う。
サクちゃん、美星にそこまで拘泥する必要がないほど
大テーマとしての部分で成功している作品だと思うのですが
さて、そのあたりはキャラ人気的にも難しいのでしょうね。

開始時からロマ先輩が卒業するまでと、
そこから美星が卒業するまでが
漫画・アニメ的に「同程度の話数」で消化されたら
すさまじく美しい作品になるなあ、と思うのですが
(時が淡々と流れる様を、客観ベースで表現できるから)
こういう時、往々にして
キャラクターの重要度に比例し、主観時間
(いわゆる体感時間)に即して
美星の3年生の時だけ、妙〜に長くなっちゃったりするんだよなぁ。
まぁ、それが最悪の選択だ、なんて言う気はありませんが
徹底するほどに美しい、
構造レベルで勝ってる作品だと思います。ハイ。

夜空という、キャラ作画とは関係ない美術の仕事それ自体が
作品の肝になるというのは、
背景美術が蔑ろにされがちなアニメ文化において
いい「気付き」を与えてくれる仕事。
街明かりが少し夜空を照らしてしまう様であるとか
色指定、という仕事にも注目できた作品でした。
美星がキャラ記号的に目立つものがないせいか
作画が時々ブレて、たまに
「ふたつのスピカ」の主人公に見えたりしましたが
その辺は気にしない(笑)。全体はしっかりしてましたし
良い意味で、キャラ作画が重要ではないアニメ、でしたね。

以下、最初にチョっと触れた「気になった部分」。

・姫ってどんな基準で嫉妬するの?しないの?

主人公朔に一目惚れするものの、美星のような
サクとの長い積み重ねがない為
「運命エネルギー」というか(笑)そういう、恋愛成就の根拠?みたいな部分で
自分は遠く及んでいないと思い、一人焦っているのが
蒔田姫という少女。
関係性を動かす時のダシになるキャラなので
彼女の位置を気にしながら観ていたのですが、どうも
一貫していないような気がします。
正確に言うと「彼女を気にしきれていない」。
原作からそうなのか、脚本がそうなのか、コンテがそうなのか。
おそらく全体的にそうなのかな、という気はしているのですが…
ちなみにこの観点で、最も優れているのが『イナズマイレブン』です。

姫は、今書いたように「サクに惚れ、美星に警戒する少女」という役割と
同時に「星空に最も疎いけれど、段々と天文部に惹かれていく」
=「天文部の和を表現するためのキャラクター」という役割を兼任しています。
わかりやすい行動を抜き出すと
「ちょ、年増先輩!離れて!(1歳で年増…orz)」というキャラクターと
「わあ、夜空って…綺麗なんだなぁ…」というキャラクター。
この2つが姫というキャラを形成する要素です。
どの場面、どのシーンにおいても
この2つが彼女の根っこにある、という事は
作り手に意識しておいて欲しいものの
一方で、たまに前者がフッと消失する瞬間がある。

勿論、星空の美しさを感じたその瞬間は、いいでしょう。
対人関係など超えた所にある、巨大なスケールへの憧れを
シンプルに感じる。何もおかしくない。
でも、それ以外の、その前のところで
たまに、というか僕の印象では結構な割合でもって
姫ちゃん、隙だらけなんですよね。
写真の写り方、で考えた場合
朔がいて、その右腕に飛びつく美星がいる場合
間違いなく姫って
「その美星の右にいて、ひっぺがそうとする」
(或いは、あーっ!ダメーッ!って顔をする)か
「逆サイド、朔の左側でちゃっかり腕にちょこんと触れている」
(或いは、その位置から右サイドに向かって怒鳴る)

ですよね?いや本気で。
もし、朔のすぐそばに立てない弱さを強調するにしても
朔の左ではなく美星の右、というので表現できますし
或いは離れたところで、涙目で朔&美星を見ている、というのもアリか。

ところが姫、たまに、というか結構(しつこい)
ロマ先輩をフッツーに挟んだ所で、嫉妬演出もなしで
淡々と「いち天文部員」してることがある。
そこがどうも気になる。
一方で、自転車2人乗りなどの時に嫉妬演出は行うのですが
ヘタにそれが一部にだけ存在するので、
それ以外の行き届いていない部分が、逆に気になる。
どの画面でも「蒔田姫している」ともっと良かったなぁ、と思います。

・特典話の使い方が引っかかる
DVDやBDで、それ用に特典映像を用意する。
それ自体を僕は否定しません。

『かみちゅ!』の特典話は最高だったよなぁ…
倉田英之先生の最高傑作のことだけはあるよ…
特にみこちゃんが家出する話…あれ最高すぎるだろ…
だって主人公が「かーみーちゅー!」って数回言ってるだけで
話が終わっちゃうって、あの作品のもっていた
「神仏スケールがあるのに、そこに届くのに
結局日常しか描かない」
の典型例みたいなもので…(以下しばらくかみちゅトークなので略)

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特典話でホイホイするのは、何も間違っていないと思うし
「作品表現は電波の上で全部やれや!」
…なんていうなら、まずお前ら俺ら(作り手)を食わせろや!!
と、いう話だと思うので(笑)
それに不満を唱える気はありません。
高松監督お得意の、『スクールランブル』型ハシラ利用でもって
OP直後、次回予告直後の提供バック時、サイドのハシラ文でもって
「それはまた別の話(映像特典)」と予告するのは
もう、正しい!うまい!とすら思います。

でも、本編で映像特典を匂わせすぎるのは正しくない。

作品表現をTVの上で全部行わなくてもいい、けれど
TVの上でやっているなら、TVの上での完結性も意識して欲しい。
合計で3〜4回、特典映像の話が出たと思うのですが
その中で、1つ。
美星の修学旅行先で
朔と、電話で一緒に流星群を観た、というものがありました。
時空間にあまりズレのない『ほしのこえ』みたいな?
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少年少女の「遠距離恋 ...
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それ自体も特典エピソードにするのは大変結構、だと思う。
の、ですが
次のエピソードで、その出来事を踏まえての脚本を組みすぎ。
お陰で視聴中も引っかかる引っかかる。
映像内で演出として組み込まれていない部分を
「ありき」で組むのだから。
原作をあまりいじらず脚本化したのかもしれませんが
ここは、もう少し修学旅行時の話を匂わせないままで
1話を綺麗に作る脚本を志向して欲しかった。
そして、それが出来ないというのなら
…じゃあ、そこ(修学旅行の夜)は、
特典話にする・できる場所じゃなかったんだよ。
という事になるでしょう。

『かみちゅ!』はそんな事やらなかったですよ、『かみちゅ!』は

(以下やっぱり『かみちゅ!』トークなので略)

と、言うように
いくつか否定的・懐疑的な部分もあるのですが
そして自分の文章の癖で、そういう所をホジホジしすぎていて
寧ろそこに気持ちが乗っちゃってるように見えるとも思うのですが
(反省点です)
基本的には清々しく、楽しませて頂きました。

声優・高垣彩陽応援視点でいくと
三波さゆりさんが案外アクの強いキャラで
ラスト2話は普通にレギュラークラスでした(笑)。
相方を演じているのが高本めぐみさんで
このコンビは、岩浪音響監督が
『ささめきこと』の「馴らし」に使ったのかな、と
ほほえましく思ったり
それ以外にも、顧問の先生が斎賀みつきさんで
彩陽さん的にも『地球へ…』の縁がある人でしょうから
彼女とヒシッと抱き合うシーンでは
それだけで観ているこちらも嬉しくなったり
(演じてる人達を想像して)、と
声優的にも色々ニヤニヤポイントのある作品でした。
岩浪さん、流石すぎました。

まぁ、結論としては…
彩陽さん、富山もいいけど、北海道もいいよ!
北海道に行くなら、是非僕の地元に行ってみてください!
と。そんな話なのでした。

そんな話だったっけorz

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